骨董品の棚の画像

今週の買取事例(2018/9/3~9/9)

◎本日の買取
今回は未組立のプラモデルです。
福岡市中央区のとある町のおじさんから「若いころに作ろうとして集めたプラモデルがあるよ」
とのお誘い…
早速、車を飛ばして福岡市内の目的地に着きました。
最初は10箱位のプラモを見せて頂きました。そのうちに世間話などで盛り上がると
奥から古いプラモデルが1つ2つと出して来られました。最後の方は秘密の部屋に案内して頂き
中をみると脚の踏み場もないくらいのプラモデルがあります。
よくよく聞くと引っ越すので全部買って欲しいとのことです。
数えられないですがざっと300箱以上はありそうです。
それをメーカやカテゴリーに分けて査定しますが6時間かかりました。
金額的にも納得してして頂きすべて買取できました。
最近の古道具の買取ではなかなかマニアのからの買取ができなかったので久しぶりに燃えました。

◎古い玩具について…
古道具の買取の際、よく古いミニカーが混ざっています。
前の持ち主が子供のころに遊んでいたものでしょうか?
数日前にも古いミニカーが入っていました。メーカーを見ると
ヨネザワとトミーが多く1980年代のモノらしいです。
パトカーやダンプカー、クラウンにセドリック、フェアレディ―とか
コロナ、サバンナが並んでました。
此のころのモノはそんなには高値がつくのは少なく1960年代以前の
大盛屋とかダイヤペットはレアなものが多く数万円するのもあるそうです。
たかだか古道具といわれてもされど古道具ですね。侮れませんよ。
お家の押し入れや倉庫の中をもう一度確かめてみませんか?
お宝が眠っているかもです。もし見つかったら迷わず「玄燈舎」にお電話ください。
高価買取しますよ。

◎古道具や家具の買取で福岡市内へよく伺います。


特に街中のチョイ古い家にお邪魔してよく思うにはモダンな家具や古道具が
沢山残っているという事です。そして状態がみんなよろしく修理しなくても
そのまま使える古道具が多いのに驚かされました。
勉強机、本棚、食器棚や文房具、玩具、茶道具など色々あります。
今回はちょっと変わった古道具を紹介します。
1950年代の釣り道具です。
アメリカのモノらしくルアーフィッシングやフライ専用のリールです。
メーカーはフル―ガ‐やアブ、ミッチェル、アンバサダーなど
とっても懐かしいメカですね。性能はどれもとても良く製造されて100年近く経ったものでも
現役の古道具です。このような産業遺産の部類にも入るモノはめったに出てこないです。
福岡郊外の尾内だとまず皆無です。福岡中心部になるとやはり文化的な道具がチラホラ
見受けます。僕らが見てアドレナリンを放出するもの≒モダンな古道具はやっぱり町中からの
買取品ですね。しかし田舎には古い着物や兵隊さんグッズなるものが出てきますので
これまた侮れませんね。やはり何処に行っても古道具の買取は楽しいですよ。

◎最近の古道具買取で後悔したこと…
それはとある夏の暑い日でした。福岡市のとある解体中の民家でした。
其のお家は長い間、誰も住んでいないようで少しうす暗い雰囲気でしたが
窓を全開にして早速、サルベージです。
1階には古い家具が結構あり本棚、水屋、勉強机など昭和30年代のモノが残っておりました。
その古道具を車に積み込みまして次に2階です。
そこにはエレキギターやレコードなど前の住人はバンドマン?と言ったところ。
その隣の部屋には昔懐かしいキャラクター人形やミニカーなどの古道具がありました。
それを車に積み込み他にはないかと家中見回してもこれ以上は出てきそうもないので
福岡を後にしました。家に帰り買取品をチェック。すると一番の買取品のギターがありません。
そうです、現地に忘れてきました。即、福岡市に戻りましたがすでに家と共に壊されて
跡形もありませんでした。最後の詰めが甘い自分にほとほと愛想が尽きました。反省。

◎今まで古道具の買取で一番ハッピーだったこと…
私はこの業界に入って約13年、いろいろと古道具、骨董品や古家具など
数えきれないくらいに買取をしてきましたがその中でも一番のハッピーな
仕入れと言えばやはり「ギター」です。

ギターの画像
古道具のギターと言えば玄が切れているとかネックが反っている、ボディーが割れている…
などなどちーおうな雰囲気がプンプンのガラクタが多い中、10年くらい前の買取の中に
なんとギブソンES175というギターが入っておりました。
それはギター好きな人がヨダレノデル程欲しがるモノでしてそんな逸品が古道具や家具の中に
入っていました。もちろん今までの古道具買取りの中で一番の高値を付けたのは
言うまでもありません。そのギターが手元に来た時の喜び、感動は今でも覚えております。
1952年製のまさしくビンテージ物。さすがに調整や修理が必要な古道具ではありましたが
好きこそものの上手なれ…という事ですべて自分で直しました。
出る音は素晴らしく枯れた音ですが艶っぽい音も出て本当に天まで上る気持ちでした。
今は手元にはありませんが本当に良い思い出や感動を与えてくれた古道具でした。
この感動を忘れずに毎日、古道具や骨董の買取り、仕入れに励みたいと思います。

◎本日の古道具買取…
今回は飲料製造の会社に伺いました。
コチラは戦前から営業されていたジュースのメーカー兼卸の会社でした。
お邪魔するといきなりサイダーやジュースが木箱に一杯詰まった状態で
お出迎えされました。よく見るとジュースのガラス瓶は相当に古いモノで
ユラユラのガラスに薄いブルーの色が入ってとても夏らしく涼しげな瓶です。
窓辺に飾ると光が入って綺麗なガラスです。古道具にはぴったりの逸品です。
戦前のラベルも沢山ありました。骨董価値はないモノの古道具やがらくたが大好きな
人にはヨダレもののラベルです。
倉庫の奥には古い箪笥がありました。その中には当時の古い半被や販促物の古い小物が
沢山あり中身ごと古道具はすべて買取させて頂きました。
もちろん古家具や骨董のようなものもチラリとありましたので
そちらもお値段点けて買取致しました。
家主さんもまさか値段が付くようなモノは無いと思っていたようでしたが
古道具としての値段が付くモノが沢山あり大変喜ばれておりました。
コチラこそ沢山買取させて頂いて有難うございました。

◎コカコーラのクーラーボックス入荷
コチラのクーラーボックスはアメリカ製1940年代のアンティーク物です。
古道具や骨董の買取で良く出てくるのは「エンジョイ コカコーラ」というロゴのモノ。
コチラは正真正銘のビンテージアメリカンです。
元はコーラコレクターから譲り受けたものです。
コーラコレクターは世界中でとても多いコレクタブルですがこの方のコレクションは
半端ありません。アンティークの瓶、トレイ、時計とともに古道具ぽい箱もあります。
古家具のような小さな木製ケースもあり多種多様のコレクター品が沢山ありました。
一番デカいのはコカコーラの自動販売機です。
現在はモータは動きますがガスが入っていないのか冷えません…
われら古道具商はアンティーク品ももちろん買取ますがこのような動かないがらくたチックな大物から
木箱やキーホルダー、鉛筆のような小物まですべて買取致します。
コレクターの皆様、手放す際は私がきっちりと買取致しますのでお声掛け下さいませ。