唐津焼の湯呑買取りました。この湯呑は絵唐津の焼物です。13代の中里太郎右衛門の作品です。唐津にほど近い糸島市での骨董品買取依頼があり出張査定に伺いました。古いお婆ちゃんの着物や古いギターなど古道具が沢山ありましたが古美術品の様な物はあまり見受けられませんでした。押し入れの中に何やら大量の贈答品があったので一つ一つ開けてみることにしました。その日等に唐津焼で有名な13代中里太郎衛門さんの湯呑が3客ありましたので譲って頂きました。湯呑自体は価格的にも相場はあまり高くはありませんがとても良いお品です。
太郎衛門の作品太郎衛門の作品
13代中里太郎衛門とは12代中里太郎右衛門(中里無庵)の長男であり、弟の中里重利、中里隆も陶芸家、自身の長男忠寛もまた14代中里太郎右衛門で伝統ある陶芸家の家系です。古唐津再興を成した実父中里無庵の跡を継ぎ古唐津焼を研究し、その中でも「叩き」の技法を基本として独自の作風を築きました。しかしながら父より受け継いだ古唐津スタイルの伝統を堅持しつつも芸術性の高いモダンな唐津焼を求めました。なお、無庵は古窯跡から出土した古陶片の研究により現代に古唐津の技法を蘇らせたことによりそれまでの京都風唐津焼スタイルを一変、安土桃山時代風の古唐津スタイルを確立させたことで人間国宝認定を受けています。また作陶の傍らで唐津焼の起源を精力的に研究したことでも知られており、東南アジアなどを踏査した研究成果を多くの著作論文にまとめ積極的に発表し、2004年には提出した博士論文「唐津焼の研究」が京都造形芸術大学に認められ博士号を取得しました。このように著名な人間国宝の作品ですがやはり唐津方面の多くのお宅で多く見られる骨董品です。
骨董品買取の福岡玄燈舎では中里太郎衛門の作品を買取致します。お気軽にお問い合わせください。