■福岡市早良区のお宅より出張買取のご依頼がありました。古美術品の本や古い絵、版画が沢山あるとの事でお邪魔したところなんとお部屋いっぱいに飾られていた油絵や版画。その一枚一枚を査定しながら持ち主の方と楽しい骨董談話をさせて頂きました。殆どは復刻版やジモのTの作家物だったのであまり高価な物はありませんでしたがとても状態の良い北斎の版画集を買取させて頂きました。「冨獄三十六景」です。とても有名な画集ですね。
北斎版画買取ります
『富嶽三十六景』(ふがくさんじゅうろっけい)は、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の手による名所絵集の一つで、彼の代表作です。大判錦絵、全46図あります。「富嶽」は富士山の別名でもありますが本作は、各地から見られる富士山の景観を描いたものです。「富嶽三十六景」は1831年~1833年頃に西村屋与八が版元の「西村永寿堂」から出版されました。北斎芸術の頂点と言われるこの傑作は、なんと北斎72才の時です。50代の時に2回ほど名古屋の弟子のところに逗留し、そこを拠点に西国にまで足を伸ばしています。その道すがら東海道の各地から見た富士山をスケッチし、その後何年も構図を練ります。はじめに36図が摺られ、その後10図の追加があり三十六景といいながら、全46図でシリーズは完結しました。特に注目されたのは青空の澄んだ青。これは当時西洋からもたらされた人工顔料ペルシアンブルー、通称「ベロ藍」によるもの。『富嶽三十六景』の美しさの裏には、新たに開発された舶来(はくらい)の顔料があったのです。そんな有名な版画も高く売れるものは状態と完品かどうかですね。相場や価格も殆どがその要因で上下しているようです。
骨董品買取の福岡玄燈舎では版画を買取ります。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100