先日は福岡市城南区にて古いお家の骨董品買取査定に伺いました。そこには壷や火鉢などの焼物、茶道具と掛軸など戦前の骨董品が残っておりました。状態の良い物悪い物が混じる中、食器棚にとても古いコーヒーカップが見つかりました。このコーヒーカップは大正期の輸出品だと考えられます。とても薄い作りで底には透かすと日本髪を結った着物女性が映ります。なんとも遊び心のある骨董品ですね。通称「芸者透かし細工」とも呼ばれる工芸品です。

芸者透かし

コーヒーカップ
リトファニーという技術で紙幣と同じ技法が施されたお品、ビクトリア時代にイギリスなどへ輸出されていた日本の工芸品です。卵の殻のように薄手なのでエッグシェルと呼ばれたそうです。光にかざすと女性の顔だけでなく、カップの絵柄も見事に透けて見えます。カップの厚みは1mmほど、素晴らしいお品です。同時期には、芸者透かし入りのティーカップや、湯呑みなども製作されました。少なくとも明治期には既に存在していました。染め付けられている芸者(?)たちの絵も当時のままのデザインです。磁器は大正時代にはランプシェードとして様々な細工をしたものが製作されましたが、これらのカップは光を通すほど薄い磁器を大量生産できる技術力をアピールすることも出来たため、長年生産されているものと思われます。芸者透かしの食器は状態が良い物は高く売れます。特にノリタケなどのメーカー品には高い価値が有ります。骨董品買取の福岡玄燈舎では芸者透かしの食器を買取ます。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100