骨董品の中でも最近人気のある中国ものですがコロナ過の影響か
少し購買意欲が無くなりつつあります。
その中でも書道の硯や筆、墨は根強い人気があります。
日本では習字が最近人気で美術館や教室にも人が集まっていますね。
今回、古突品の出張査定で福岡市南区に書道の道具を査定致しました。
こちらは中国のです。福岡市は書道教室が盛んな地域の様で良くお声がかかります。

中国筆

日本に於いて新しい形の筆とそれに伴う新たな書表現が誕生し、熱気を持って進展する中、お隣りの書のご本家中国では別の熱気、いや狂気が発生しておりました。文化大革命(1966〜1976)です。特権階級の粛正と追放、伝統文化の破壊の10年について今ここで論じる訳にはいきませんが、筆への直接的な影響は記録しておかなければなりません。すでに1956年に国営上海工芸しゃんはいこうげいが設立され、李鼎和りていわの名柄を中心に名称を変更して製造を開始しておりましたが、他の店も文革とともに暖簾を廃止され、新しい店に統合されていきました。

竹筆 毛筆

また、筆名も次のように変わっていきました。

    • 騰蛟起鳳とうこうきほう→江→蓋峰がいほう一号
    • 墨海騰波ぼっかいとうは→山→蓋峰二号
    • 群鴻戯海ぐんこうぎかい→如→蓋峰三号
    • 横掃千軍おうそうせんぐん→此→蓋峰四号
    • 宛若游龍えんじゃくゆうりゅう→多→蓋峰五号
    • 長鋒條幅ちょうほうじょうふく→嬌→蓋峰六号蘭蕊式(9)らんずいしき(精選仿蘭蕊式宿純羊毫)→東方紅(10)とうほうこう蘭蕊羊毫(11)らんずいようごう
    • 福→労禄→働寿→最喜→光慶→栄
    • 経→四→頂峰一号
    • 天→海→頂峰二号
    • 緯→翻→頂峰三号
    • 地→騰→頂峰四号
    • 謂→雲→頂峰五号
    • 之→水→頂峰六号
    • 才→如→頂峰七号
    • 群→群賢→英畢→畢至→至写奏→写巻
  • 骨董品買取の福岡玄燈舎では中国筆を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
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