骨董品、古美術品の買取査定で福岡市南区へ出張査定に出かけました。
九谷焼のコレクターだった祖父の遺品という事で収集品を査定させて頂きました。
香炉や大皿、壷や水指、茶器、酒器や仏像など全て九谷焼の古い物です。
写真の九谷焼香炉は明治期位の物で「角福」印がありとても希少な物だという事でした。

九谷焼買取

江戸期の九谷焼で陶画工の名前が高台の中に書き入れられたものは、ほとんどなく、窯元の名前か、吉祥を意味した角「福」などの銘でした。明治期に入ると、そうした銘の入れ方と異なる銘が入るようになりました。
九谷庄三は、小野窯で優れた品を制作したものの、いまだ陶画工の名前を書き入れる時代でなかったことから、庄三の名前はなく、角「小野」でした。
天保12年1850、独立してからは、庄三の幼名である「庄七」だけか、角「福」とそばに「庄七」などを書き入れました。そして庄三の人気が博していくなか、角「福」と「庄三」の組み合わせになり、さらに角「九谷」と「庄三(小文字)」(九谷焼の庄三という意味)に変わっていきました。
幕末から明治初期にかけ、彩色金襴の手法を完成させ、貿易九谷の主導的な製品を制作して、庄三の名声が大いに高まると、名工の作品であること(いわゆるブランド)の意味で、苗字であった一行書きの「九谷庄三」銘が製品に入れられました。製品には、直接、庄三の手によるものでなかった作品が多くありましたが、庄三が制作したものとして見なされたといわれます。

骨董品買取の福岡玄燈舎では古い九谷焼を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
受付年中無休 電話050-3569-2100