福岡はとても寒い一日となりました。
経は福岡市早良区へ出張鑑定に出かけ屏風や掛軸などの
書画骨董や茶碗などの茶道具を沢山買取りました。
下の写真はとても綺麗な菊の図柄沈金の棗です。
詳細は不明ですが使用するのはもったいないほどの豪華絢爛さでまさに大名道具ですね。

棗
茶道具

棗は初期の頃は、黒塗(くろぬり)と呼ばれる、黒漆で仕上げた漆器がメジャーでした。ちなみに、本体全てが無地黒塗のものを、真塗(しんぬり)と言います。そして、次に溜塗(ためぬり)が登場します。これは本体に朱色の下地塗りを行い、その上から半透明の透き漆(すきうるし)で仕上げたものです。溜塗の魅力は使い込むほど下地の朱色が味わいを見せ、その変化を楽しめることです。時代が進むにつれて装飾も凝るようになりました。その象徴が一閑張(いっかんばり)です。
これは中国の明から日本に亡命してきた、飛来一閑が広めた技術と言われ、名前の由来にもなっています。木地に和紙の貼り付けと乾燥を何度も繰り返し、一定の厚みになると描いた模様や絵の原型を抜き取ります。
さらに、その上から漆や渋柿を塗って完成させます。
細かい装飾が可能で、彩りも豊かな点に特徴があります。最後は蒔絵(まきえ)です。
直接本体に漆で色付けや絵付けを行い、漆が乾かないうちに金粉や銀粉を施して完成させます。
漆器塗りの中でも沈金(ちんきん)や螺鈿(らでん)と並び、代表的な加飾技法として知られます。 このは最後の蒔絵塗の棗です。しっかりとした塗と蒔絵でとても高級感のある茶道具ですね。ありがとうございました。

骨董品買取の福岡玄燈舎では茶道具の棗を買取ります。お気軽にお問い合わせください。

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