■ 水滴買取ました!骨董品/福岡
■こんにちは!骨董品買取の福岡玄燈舎です。今回は福岡市東区にて書道具の査定をさせて頂きました。
硯や墨はもちろんこの日のお客様は「水滴」のコレクターさんで200点ほどの収集品を処分するとのことでした。数がありましたので一旦、持ち帰り後日、お見積りを出しました。銅製の物や鉄製、陶磁器の物まで多種多様にありました。今日は水滴について少しお話しいたします。
硯で墨をする時に注ぐ水を入れる小さな器が「水滴」です。中国では南北朝時代(5~6世紀)ころのものが早い例として知られ、日本では当館の法隆寺献納宝物にある、国宝 金銅水滴(写真下、唐または奈良時代・8世紀)が現存最古の例として有名です。材質としては陶磁器が最も多く、他に金属製や石玉製があります。特に江戸時代以降は、高度に発達した金工の技法を駆使し、動物・植物・人物故事などを主題として意匠をこらした作品が数多く作られました。なお水滴は水をたたえるために、内部は中空。水を入れる穴1個と水を注ぐ穴1個の穴2個というのが基本です。また口を大きく開いた器に、水をすくう匙(さじ)が付属しているものもありますが、これを特に「水盂(すいう)」と呼び、区別することもあります。
骨董品買取の福岡玄燈舎では水滴や硯などの書道具を買取致します。査定や見積もりだけでも構いませんのでお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100
★査定のポイント
●状態…汚れや傷の少ない書道具に高価買取で期待できます。
●作家銘や作品銘の有無…在銘や作家銘や入手経路などが判る水滴には高価買取が期待できます。
●その他… 時代のある水滴は人気です
■買取品目