福岡市東区にて書道具、茶道具、掛軸や壺、花瓶などの陶磁器、ブロンズや模型など多数お買取りさせて頂きました。書道具には筆や硯もありその一つに大量の墨がありました。唐墨、和墨などいろいろとあります。
今回は和墨について少しお話しいたします。和墨には粘り気が強い膠が使われているのに対し、唐墨には粘り気は少ないものの膠の量が多く含まれています。和墨は煤の割合が多いため墨を磨る時のおり方が早く、強い黒が出せる反面、膠が高粘度であるが故に粘り気も強く感じられます。一方で唐墨は、煤よりも膠の割合が多いため墨のおり方が遅く、黒味が出にくい反面、粘度が低い膠なので粘り気が弱く感じられます。これには作られる国の風土の違いも影響しています。
日本の水はほとんどが軟水であるのに対し、中国の水は硬水であることも要因となっています。
唐墨は、日本の水で磨ると柔らかな墨色となりますが、硬水で磨ると濃墨の色調に深みが増すとも言われています。

書道具の買取・福岡
そして写真の蓬莱山ですが中国,古代における想像上の神山。三神山 (蓬莱,方丈,瀛〈えい〉洲) の一つです。山東地方の東海中にあり,仙人が住み,不死の薬をつくっており,宮殿は金玉,白色の鳥獣がおり,玉の木が生えているとされたようです。しかし,遠く望めば雲のようであり,近づけばどこへか去って,常人にはいたりえないところといい前4世紀頃から盛んにいわれるようになり,神仙思想の原型となった。日本にも伝わって,富士山,熊野山,宮城県の金華山などの霊山の呼び名となりました。また,熱田神宮を蓬莱と呼ぶこともあるそうです。この呼び名を取った墨ですのでとても貴重な墨でした。ありがとうございました。骨董品買取の福岡玄燈舎では書道具の墨を買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお問い合わせください。
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