最近は大工道具の買取依頼が増えありがたい今日この頃です。
今回は骨董品もあるが大工道具も買取ってほしいとのことで福岡県筑紫野市へ出張鑑定に出かけました。
鉋や鑿、のこぎりなどが小屋いっぱいにあります。
銘のある大工道具もありました。
その一つに写真の墨壺がありました。現在ではすべて電動になっていますが
古いものはインテリアでも古民芸として活躍します。
墨壺と同様の道具は古代エジプト時代から使われていたともいわれるが、墨壺と糸と糸車のすべてを一体化したのは古代中国だと考えられている。日本では、法隆寺に使われている最も古い木材に、墨壺を使って引いたと思われる墨線の跡があり、この時代から使われていたとされる。
日本に現存する最も古い墨壺は、正倉院に保管されているものとされる。
1990年代、レーザー光線により直線を材木上に表示する装置が販売されるようになったため、墨壺、墨指の利用は激減した。また、単に直線を引く用途に性能を絞った小型のプラスチック製墨壺も市販され、旧来の墨壺は建築現場から姿を消しつつある。
骨董品買取の福岡玄燈舎では墨壺や大工道具買取り致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休
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