尚美堂急須の画像/鉄瓶の買取

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鉄瓶や釜で有名な南部鉄器は、17世紀中頃、南部藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜をつくらせたのが始まりといわれます。以来、良質な原材料に恵まれたことや、藩が保護育成に努め各地より多くの鋳物師、釜師を召抱えたことで発展を続け、その製造品も茶釜から日用品にいたるまで広い用途に応じていました。有名な南部鉄瓶は、18世紀になって茶釜を小ぶりにして改良したのが始まりで、一般の人にも手軽に用られるようになりました

 

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鉄瓶の使用法や保管

◎鉄瓶や銀食器、茶器などを買取させて頂いております。
そのなかで現在一番高く言買取している鉄瓶についてお話いたします。
鉄瓶は、「お湯を沸かすため」の茶道具です。そのため、一般的には急須よりも大きいものが多く、
直火で温めて使うことができます。さらに、鉄瓶で沸かしたお湯などからは、体内でも吸収されやすい鉄分を摂取することができます。お水もまろやかになり、お茶やコーヒーなどの飲み物も美味しくなる道具です。

鉄瓶買取ります
次に鉄瓶の特徴ですが…
①お湯を沸かすのが主目的
②直火で温めることができる
③鉄分を摂取することができる
④お水がまろやかになる…などが挙げられますね。

そして使用方法です。まず新品の鉄瓶を使うときは、すぐに飲み水を沸かすのではなく、“鉄瓶ならし”をしていただく必要があります。2~3回お湯を沸かし、捨ててからご使用ください。
次にお湯を沸かすときは、蓋を少しずらしておき、蒸気抜きをしてください。
尚、火にかけた後は、蓋が大変熱くなっています。お湯をポット等に移す時は蓋をしっかり閉じ、布巾などで押さえて注いでください。また鉄瓶の鉉を無理に動かすと、破損の原因にもなりますので注意が必要です。
最後は肝心のお手入れです。湧かしたお湯を、入れっぱなしにするのはやめます。中を空にして蓋を外し、余熱で水分を飛ばしてください。注意することは内部をよく乾燥させてから、風通しのよい所に置いておきましょう。油がつくような場所、湿気がある場所は避けてください。

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尚、長期間使用しないと錆が出ることがあります。赤茶色のお湯が出てきたときは、内部のサビがでてしまっているのでメンテナンスが必要です。(内部が少し赤くなっている程度のときは、そのままお使いいただいて大丈夫です)亀の子タワシなどで内部を洗い、お茶の葉を入れて20分ほど煮だしてください。これを一晩放置し、捨てます。様子を見ながら2.3回繰り返しましょう。出てくるお湯が透明になるまで、お湯を沸かして捨ててから使ってください。尚、表面を磨きたいときは、鉄瓶が熱いうちに、かたく絞った布巾で軽く拭いてください。独特の光沢が出てきます。最後に鉄瓶は使い込むと、内部に赤い斑点や白い湯垢が見られるようになりますが、そのままお使い頂いて問題ございません。水中のさまざまな物質は「湯あか」となり、鉄瓶内部に吸着除去され、同時に微量の鉄分が含まれていきます。できれば毎日使うことで、サビにくく使いやすい鉄瓶へと育ってくれますのでガンガン使用してください。

■有名な鉄瓶一覧…

〇龍文堂
京鉄瓶の中の一つである「龍文堂」は、江戸時代を起源とする鉄瓶屋であり、製造は昭和時代まで行われました。
長い期間鉄瓶の製造を行ったわけですが、その中でも明治~大正にかけて製造された鉄瓶は高く評価されています。
龍文堂の鉄瓶の特徴としては装飾性が高いことで知られ、翡翠や金、銀が用いられているものがあります。

〇亀文堂
「龍文堂」の中でも特に著名な鉄瓶作家であった「龍文堂安之助」を師として仰いでいたのが「波多野正平」です。彼が開いたのが「亀文堂」でした。亀文堂の鉄瓶は高級路線のものが多かったため、龍文堂と比べるとその歴史は短く、わずか四代しか続きませんでした。そのため亀文堂の鉄瓶は流通数が絞られ、現在は希少価値が上がっています。

〇南部鉄瓶
岩手県盛岡市を発祥としているのが「南部鉄瓶」です。この地で良質な鉄が産出されたことで、南部鉄瓶を始めとする南部鉄器が誕生しました。南部鉄瓶の特徴として錆びにくいことに加え、保温性が高いことが挙げられます。「龍文堂」や「亀文堂」と比べるとシンプルな装飾で仕上げられている点が評価されています。

〇京鉄瓶
先ほど紹介した「龍文堂」や「亀文堂」も京鉄瓶の一つであり、その他には「金寿堂」、「金龍堂」が有名工房として知られています。京鉄瓶の特徴としては、釜底に鳴り金を設え、お湯が沸くと音が鳴ることや、梅の花を模したつまみが蓋についていることが挙げられます。鉄瓶の中でも工房が特に多いため、それぞれの特徴を楽しむことができるでしょう。

■高価買取のポイントは…

その1…錆も少なく状態の良い鉄瓶
その2…底に穴が開いていない鉄瓶
その3…在銘のある鉄瓶
その4…共箱がある鉄瓶

■家の中のどこに眠っている?お宝を発掘しましょう!

使われなくなった鉄瓶は忘れ去られて家の中のどこかの場所に収められています。
可能性が高い場所は…
①押し入れ…状態の良い箱入りの鉄瓶が眠っています。
②戸袋…とても古い骨董やアンティーク品が良く出てくる場所です。埃や汚れも溜まっていますが鉄瓶もよく新聞に包まれて眠っているのを見かけます。
③倉庫や蔵…今まで見たことのない古い時計や骨董品が良く出てくる場所ですね。状態はまちまちです。
④中二階、隠れ部屋…この場所からは超高額なアンティークや骨董品などのお宝が良く出てくる場所ですがほとんど改築されていたり片付けられている秘密の場所です。

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