先日は福岡県久留米市にお伺いしました。今回は明珍の香箸です。明珍の火箸とは、播磨国姫路藩(現在の兵庫県姫路市)において、19世紀頃、姫路藩主である酒井家などに仕えていた明珍家(甲冑師の一族として名高い)がその技術を活かして作り始めた火箸です。現在では兵庫県指定伝統工芸品に指定されていますね。火箸の型は、20種類程あり、現在代表的なものはツクシ型、ツヅミ型、ワラビ型、カワクギ型の4種類あります。火箸の需要が落ちた現在では、火箸を利用して風鈴が作られているようです。ここで少し明珍家についてお話しいたします。明珍家は平安時代から職人として続く家系で、現当主は52代目となる明珍宗理という方です。もとは甲冑師の一族で、12世紀半ばに近衛天皇に鎧と轡を献上し、天皇より類まれなる珍器と称賛されて「明珍」の名を賜ったとされるます。江戸時代に幕府大老酒井家のお抱え甲冑師となり、酒井家の転封に従い姫路に定住したといわれています。写真の明珍は香箸といって煙草盆の中に組み込み、火入の火を調整するための小さな火箸です。 香箸は、香火箸ともいいます。 香箸は、灰吹(はいふき)の右側へ、頭を向側へもたせて置きます。 香箸は、武者小路千家では苞(つと)に納めて、煙草盆に仕組みます。
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