■古い香炉買取ります!
今回、骨とう品の出張買取に伺った先は福岡市早良区のお宅でした。
こちらでは「柿右衛門」「今右衛門」「源右衛門」「井上萬二」などの作品を多数買取させて頂きました。
そのなかで古い香炉が幾つかありましたので少しお話させて頂きます。香炉とは、香料を加熱して、香りを発散させるために使う器です。
仏具においては、灯明、花瓶と合わせて、三具足、五具足と言われる重要な道具です。三具足の場合は、向って左側に花瓶、中央に香炉、右側に灯明のロ-ソク立を配置します。また五具足は、左右の外側に花瓶を2つ、その内側にロ-ソク立を2つ、中央に香炉を1つ配置します。仏教以外にもキリスト教では、カトリックや正教会の礼拝の際に振り香炉と呼ばれる香炉が使われます。乳香と言われる香と、炭を入れて使用します。元々香炉は仏教の伝来とともに日本に渡ってきました。
一年中暑い土地であるインドでは古来より、スパイスなど豊富な香料をブレンドしてお香を作り、それらを焚く風習がありました。臭気を防ぐために香りをまとうことが習慣化していたようです。それが転じて、仏様を供養する方法の一つとなりました。
中国には戦国時代の末期に現れ、やがて日本にも伝えられました。
次に香炉の種類ですが火舎・火舎香炉の香炉は主に真言系で使われる香炉です。お焼香用になります。土香炉は真言系で使われる香炉でお線香用です。青磁器のものが多く、透かし香炉と呼ばれる透かしが入ったものも多くあります。真言系ではお線香を折り、土香炉に寝かせます。前香炉はお線香を立てるときに使われる香炉です。口が広く作られています。最後に長香炉はお線香をそのまま縦に寝かせて使う香炉です。
骨董品の中でも有名なのが「諏訪蘇山」「北出星光」「須賀月貞」「三浦竹泉」「翠月」「如雲」「瑞雲」などがあります。
他には中国の青銅製の物や中国青磁、白磁の物も多々あります。
骨董品買取の福岡玄燈舎ではこのような古美術品の香炉を中心に買取致します。
★尚、玄燈舎では骨董や着物、茶道具 書道具レトロな家具やオモチャ、古本、楽器、コレクション品、切手や昭和の古い物など出張買取致します。骨董やアンティーク、着物をお売りになる時は是非、福岡太宰府の玄燈舎へご連絡ください。
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