■ 映画雑誌買取/骨董品/福岡

 

■本日は映画雑誌の紹介です。今回の出張買取は福岡市博多区にお邪魔いたしました。こちらは映画のマニアで古い雑誌で家じゅうがいっぱいのコレクターでした。今日は映画関係の雑誌を拝見させて頂きアメリカの戦前のレトロな映画雑誌を譲っていただきました。

90年くらい前の物なので虫食いや破れなど状態が悪いですが額装してインテリアでも使えそうなので買取り致しました。「スクリーンブック」「スクリーンプレイ」「ラジオスター」や「ムービーミラー」「シルバースクリーン」といった初めて見る映画雑誌ばかりです。中を開くとたばこの宣伝や車の広告、なども多く「ライフ」に通じるものもあります。お部屋に置くだけでアールデコのアメリカが味わえるアンティークアイテムです。実は日本で映画が普及し始めたのは明治末期のこと。先ほど触れた日本初の映画雑誌とされる『活動写真界』の創刊は1909年(明治42年)ということから、実は日本における映画史と、映画雑誌の歴史はほぼ並走してきました。またキネマ旬報は現存する日本の映画雑誌の中では最古で,1919年7月,東京高等工業学校の学生田中三郎ほかにより創刊。当初は同好誌だったが,やがて有力な評論誌となり,とくに24年に設けた年間ベストテンの制度は,最も権威あるものとして存続しています。長い歴史の間に発行者が変わり,戦中・戦後に一時中絶もあったが,紹介記事やシナリオを主とした資料価値は大きいですね。現在はキネマ旬報社から刊行されています。

映画雑誌の買取

個人的に好きな「スクリーン」という映画雑誌についてですがSCREENが創刊されたのは敗戦から一年も経っていない1946年5月のこと。タイロン・パワーと原節子の両面表紙で、いまより一回り小さいB5判、わずか16ページの小冊子でした。この時は季刊で、月刊化されたのは1947年の2月号(通巻第三号)から。創刊何周年というのはこの1947年2月号を基準にしています。また、1948年2月号からは創刊一周年を記念して誌名の表記はカタカナの〝スクリーン〞になりました。1940年代末からはカラーページも登場しています。その他には惜しまれつつも2008年に休刊した映画雑誌『ロードショー』もありました。ありがとうございました。

骨董品買取の福岡玄燈舎では映画雑誌を買取致します。査定や見積もりだけでも構いませんのでお問い合わせください。受付年中無休 福岡市内県内は無料出張査定致します。