●今回の出張買取は骨董品というわけではありませんが「こけし」です。
福岡市西区のお宅より譲り受けたものですが大小様々に約20本ほど
買取致しました。こけしは東北や北陸の物が多いですね。
こけしは東北地方の郷土玩具で有名です。木形子,小芥子などと書くそうです。
明治初期から東北地方の温泉場のみやげとして売られ,大正半ば以後広く愛好されるようになりますが
産地によって特色があり,土湯・弥治郎・遠刈田・鳴子・作並・蔵王・木地山・南部・津軽の各系統に分けられるようです。
江戸幕府が桃の節句として女の子の節句を定め、財力のある商人達は絢爛豪華なひな人形を誂えるようになったことに対し、江戸時代末期に町職人の他、足軽や下級武士が生活のために内職としてこけしを作り城下町で売り、庶民も手軽にひな人形として飾るようになったともいわれています。
はたまた、木地師が山の神信仰をもとにして作ったとかいう言い伝えもあります。
その他にも山間部で冬の仕事がないときにミズキやケヤキ、木目が美しい栗材や桜などの木材を使って作り、赤ん坊や幼児が握りやすい太さでおしゃぶりやおもちゃとして与えたなど起源や由来はいろいろあります。
その中でも骨董業界で土地扱う伝統こけしとはこけしが最初に作られた時の様式に従って作られるこけしのことを指します。作られる産地や形式、また伝承経緯などによりさらに鳴子系や遠刈田系などいくつかの系統に分類され制作技法は師弟間に伝承されつくられたこけしです。
伝統こけしが東北地方で作られる民芸品、古民藝や美術品として評価されるようになり、製作年代や作者によっては骨董として高値で売買されるものもあります。
また、伝統こけし愛好者などが古い様式を望み、その作者のこけしの型を復元させた、復元こけしと呼んでいるこけしもあるそうです。とってもかわいい「こけし」ですが一度そばに置いて見ては如何でしょうか?
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