竹細工、籠買取ります 福岡

竹籠や竹細工物を買取ります!

 

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■竹工芸のお話…

竹工芸の評価が近年、海外で高まっていますね。竹は成長の早い植物で、日本では古くは花を盛るかご(正倉院宝物)が残り、近世以降は茶の湯文化とともに竹の茶器が作られました。建築資材やざる、扇子など実用工芸品としても活用されており鑑賞の対象となる竹工芸作家が出てきたのは明治に入ってからだそうです。

竹籠買取ります

竹工芸の分野で初めて人間国宝になった別府出身の生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)(1904~74)です。竹工芸家。大分県大分郡石城川(せきじょうがわ)村内成(別府市)に生まれ19歳から別府の竹工芸家佐藤竹邑斎(ちくゆうさい)に師事し、21歳で独立し、夢雀斎楽雲と称しましたが、7年ののちに妙心寺管長の神月徹宗が名づけた祥雲斎泰山を号とします。40年文展に入選し、43年には時代編盛籠(もりかご)『銘心華賦』が特選となり、日展では、56年『怒濤(どとう)』が北斗賞、57年『炎』が特選・北斗賞を受けます。67年、竹芸で重要無形文化財保持者に認定され脱色による白竹によって竹材の特質である清楚(せいそ)さを表し、弾力的で強靭(きょうじん)性をもった竹幹を帯状に削(そ)いで、内側どうし2枚を貼(は)り合わせ、つややかな外皮のみを材質として力感あふれる作品が特徴です。

飯塚琅玕斎(いいづか ろうかんさい)(1890~1958)は自由な編み方で豊かな創造性を吹き込み、竹工芸の地位を引き上げた1人。出展作の「花籃 旅枕」は真竹を大胆に編んだ作品です。1890年に栃木県に生まれた竹工芸家です。小さなころから竹工業家である父親から技術を学びました。竹はまっすぐに伸び、弾力性とともに強力な反発力と強靭な芯がある特性をいち早く理解しました。1926年に開催されたパリ万国博覧会で銅賞を授賞し、1933年のシカゴ万国博覧会にも出品し、審査員を務めることもありました。その他、大正天皇が式典で使用する用品も製作し、竹工芸家として人気を博しました。元々画家を目指していたころもあるというほど、美術全般に詳しいことからその知識、感性を作品に活用したとも言われています。

田邊竹雲斎(たなべちくうんさい)
明治末期、文人画家の”柳里恭(りゅうりきょう)”の絵画に描かれた唐物の花籠図を見たときにその美しさに感銘を受けた竹雲斎は、その後「柳里恭式」と呼ばれる独創的な花籠を作り出し、さらには煎茶道や華道にも精通し、国内外で数々の受賞する等、幅広く活動され人気を博しました。初代田辺竹雲斎は、明治10年(1877)に、
尼崎藩松平氏の御典医 田辺眞常の三男として生まれ幼少時、自宅近所に竹細工を営む家があったことから、竹細工に興味を持ち、12歳で大阪の初代和田和一斎氏に師事しました。明治34年、22歳で独立します。
そして和一斎のもう一つの号であった 「竹雲斎」を譲られました。

勝城蒼鳳(かつしろそうほう)
1934年2月に栃木県に生まれます。15歳のときに中学を卒業すると、父に勧められて竹細工師の菊地義伊氏の元で学び始めました。6年後となる1955年には独立しますがその後も斎藤文石や八木澤啓造から教えを受け自身の技術の向上に努力を欠かしませんでした。そして1968年より、八木澤啓造から「蒼鳳」の号を授かっています。そして同年、日本伝統工芸展に初入選し1983年には波千鳥編盛籠渓流により日本伝統工芸展東京都知事賞を受賞しました。そして2005年、71歳のときに人間国宝に認定されています。氏の作品制作は竹を地元でとる事から始まり調整や編組、染付や漆塗りと言った作業を経て作品が形となっていきます。竹工芸の豊かな作品群は、組み合わさって作り上げる編組物や円筒形を作る丸竹物と言った多種多様な技法によって生み出されています。勝城蒼鳳の場合は、柔軟さと強固さが一体となった作品として仕上げられております。

早川尚古斎(はやかわしょうこさい)
竹工芸は、細く切ったひごを「編組」して造形する技法や円筒形のままの竹を用いる「丸竹物」などに分けられますが五世早川尚古斎が得意とする技法は「切込透文様」という幅の広い竹材に部分的に切り込みを入れ、菱形や楕円など複雑な透かし文様を作り出す技法を用いています。また、編組み技法も得意としており直線的な美しさと弾力性を生かした重厚感のある花器や茶道具などの作品に用いられています。1992年に京都府指定無形文化財「竹工芸」保持者に認定されます。そして2003年、71歳の時に、同分野で人間国宝に認定されました。

 

藤沼昇(ふじぬまのぼる)
藤沼昇は様々な技法を使って竹を編んでいます。根曲がり竹を荒編みして作品に力強さを表現したり、色々な技法の編み組みで繊細さを出した作品も見られます。その多くの作品が現代的な感覚を感じさせる新しい作風です。また、藤沼昇は素材にする竹へも強くこだわっており、地元の真竹、篠竹、根曲げ竹などの5種類ほどの竹を使い分けています。工芸家として竹の作品作りの基礎である竹の性質を知り、その特徴を活かすことが竹工芸の醍醐味だとしています。また、藤沼昇は作品に大事なのは「気」だとしています。作り手の自身の「気」を意識するとそれが自然と見る人に伝わり人を感動させる作品を作り上げられると述べています。作る人の「念」や「気」が竹材に移り見る人の心を動かすのだと語っています。師は2012年、67歳のときに竹工芸の分野で重要無形文化財保持者に認定されました。

 

前田竹房斎(まえだちくぼうさい)
二代目前田竹房斎の特徴は、父から受け継いだ技術も活かした手堅い作りで精密かつ、個性あふれる格調高い作風にあると言われています。また竹材についての素材の良さを十分に活かすために重ね網代編みと言った技法も駆使し、立体性のある作品も作りました。そのほか二代目前田竹房斎は茶箱や籃や盛器と言った煎茶道具も手掛けており、その作品は現代生活に沿っていると言われています。平成7年、78歳のときに人間国宝として認定されました。代表作には縞文小壺花籃、網干編花籃などがあります。

■高価買取のポイントは…

茶合買取ります

その1…古い竹籠で状態の良い物
その2…より綿密な作りの竹細工
その3…箱が有る竹籠
その4…在銘があり入手経路がはっきりとわかる竹細工品

■家の中のどこに眠っている?お宝を発掘しましょう!

殆どのアンティークな時計は忘れ去られて家の中のどこかの場所に収められています。
可能性が高い場所は…
①押し入れ…着物や洋服などと一緒に収められているので状態の良い竹籠が眠っています。
②戸袋…とても古い骨董やアンティーク品が良く出てくる場所です。埃や汚れも溜まっていますが茶道具と一緒に新聞に包まれて眠っているのを見かけます。
③倉庫や蔵…今まで見たことのない古い時計や骨董品が良く出てくる場所ですね。状態はまちまちです。
④中二階、隠れ部屋…この場所からは超高額なアンティークや骨董品などのお宝が良く出てくる場所ですがほとんど改築されていたり片付けられている秘密の場所です。

竹籠、骨董出張買取の流れ

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