■蓄音機買取りました…骨董品の買取の依頼で度々見かける「蓄音機」。明治期より文化的なお宅で活躍していた骨董品です。今回もかなり古手の蓄音機で「エジソン」の蓄音機です。1905年製造の物でもはや骨董品の部類です。一般的なアンティークの蓄音機と言えばコロンビアやビクターが有名ですがこのエジソンは特別な存在です。
蓄音機買取ります
エジソンが発明した蓄音機は、ホーンの先に針をつけた振動板を取り付け、その針を金属のスズ箔を張ったシリンダー(円筒)に接触させたものでした。蓄音機の発表の日、エジソンはハンドルでシリンダーを回転させながらホーンに向かって「メリーさんの羊」を歌いました。すると声で振動板が震え、針がシリンダー表面のスズ箔に傷をつけていきました。彼は歌い終わると、蓄音機の針と振動板を再生用のものに取りかえて、再びハンドルでシリンダーを回しました。針がシリンダー表面の傷をなぞると、振動板が震え、ホーンからさっきエジソンが歌った「メリーさんの羊」が聞こえてきました。これを聞いていた人たちは、たいへん驚き、蓄音機発明のニュースはあっという間に世界中に広がりました。というエピソードがあります。写真の蝋管蓄音機はイギリスで製作されたモデルで、時代を感じさせる木製のキャビネットに納められた黒光りのする機械は、一昔前の縫製用小型ミシンを連想させますね。木箱の前面には飾り文字でEdison Standard Phonographと書かれており、金属部の台座には製造年、製造場所、数々のパテント番号と取得の年月日などが小さな文字で克明に彫刻された真鍮のプレートが貼りつけられています。その後、一般的な円盤レコードを再生する蓄音機となっていきます。