戦前の古い写真買い取りました…先日は飯塚市に骨董品の買取に出かけました。こちらのお宅で刀や掛軸や古地図、着物などの骨董品を査定して買取致しましたがその中でとても興味深い物がありました。大正時代の病院と看護婦さんの写真帳でした。こちらのお宅では代々、従軍看護婦のお仕事をされていた様で軍医さんや看護婦さんたちの記念品や古写真、資料になる物が段ボール箱5箱ありましたので少し時間をかけ見せて頂き貴重な物が多いので高価買取致しました。

看護婦写真買取

従軍看護婦は明治20年代1890年(明治23年)4月に、日本赤十字社看護婦養成所に10名が一期生として入校しました。養成期間は3年で、卒業後には20年間にわたり応招義務が課せられたようです。根拠となる養成所規則には「20年間ハ国家有事ノ日ニ際セバ本社ノ招集ニ応ジ」とあり、のちに応招義務年限は15年、さらに12年へと短縮されたものの、この規則の効力は旧日本軍解体後の1955年(昭和30年)1月16日まで存続しました。日本赤十字社看護婦養成所を卒業した方は、平時には日赤病院その他に勤務し、戦時招集状が届けば、いかなる家庭の事情があろうとも、戦地に出動するのが原則であったそうです。事実、太平洋戦争(大東亜戦争)時には、産まれたばかりの乳飲み子を置いて、招集に応じた看護婦も少なくないといわれております。そんな従軍看護婦の貴重な写真集や生写真を沢山買い取ることができ感謝しております。ありがとうございます。

その他の買取品…■輪島漆器買取りました…今回は輪島塗の漆器の買取価格や相場を知りたいという事で骨董品査定に出かけました。そこでは輪島塗の御膳やお盆、椀や重箱など部屋中に並べてありましたのでひとつひとつ状態や蒔絵、銘のあるなしをチェックして査定致しました。

輪島漆器買取
輪島塗とは一般的とされているのは、輪島塗と同じく現在も漆器の産地である、和歌山県の「根来塗(ねごろぬり)」であり、製作技法などにおいて、輪島塗と似ている点が多く見られます。根来塗は日用漆器づくりにおける技法のルーツとも言われるほどの長い歴史をもつ流派です。輪島塗はこの根来塗りの技法をベースとしながらも、独自の製作工程や販売方法を構築することで、今日のような一大ブランドに成長していきます。起源についてはいわゆる近代的な漆器づくりが盛んになった、鎌倉・室町時代の頃、あるいはもう少し以降とされていて、現存する最古の輪島塗が作られたのは、1524年とされています。さらに製造では輪島塗では以下の作業に細分化されています。素地の木を加工する「木地師」、塗りを担当する「塗師」、沈金加飾を行う「沈金師」、蒔絵加飾を行う「蒔絵師」などが存在し、その中でも、 木地師は製作する対象物によって、「挽物師」、「指物師」、「曲物師」、「朴木地師」(特に曲線が多く複雑な木加工や彫刻まで担う職人)さらに細かく説明すれば、下地の研ぎを専門に行う女性までいるほどです。そのため、塗りだけでも20~37工程にもなり、完成するまでの全ての工程になると、物によっては124工程にもなります。製造工程の分業化ならびに組織化したことで、大量生産が可能になり、安定したものづくりの環境を実現しました。輪島塗は全国にある漆器産地の中で唯一「重要無形文化財」の指定を受けています。
また、その製作用具も重要有形民俗文化財に指定されているほどです。そんな輪島塗も状態や蒔絵の質でも価格や相場にも開きがあります。在銘があり高蒔絵で状態も良く共箱もある…というのが高価買取ができますのでご自宅で見かけましたら一度チェックしてご連絡ください。骨董品買取の福岡玄燈舎では程度の良い輪島塗を買取致します。

その他の買取品…■フランス製の食器買取りました…「ジアンGIEN」はフランスの代表的な陶磁器メーカーで今回、アンティークコレクターからの依頼で骨董品査定と買取をお受けいたしました。買取しましたのは写真の濃いブルーとても綺麗なプレートです。他にもカップやソーサー、ポットなどもセットでありました。花柄と七宝のような色使いが特徴の大人のアンティークですね。当時購入した価格も現在の評価や査定価格も高いお品です。

フランス食器買取ります

「ジアン」は地名でもあり、知る人ぞ知るフランスの高級食器メーカーの名前でもあります。日本では美術館のミュージアムショップなどで見かけますし、フランスではサミットの晩餐会でその食器が使われるような由緒あるメーカーです。フランスの磁器にはさまざまな産地があり、それぞれに特徴があります。たとえばブルターニュのカンペール焼き は独特なタッチの花と民族衣装姿の人物の絵柄が特徴的ですし、ノルマンディーのルーアン焼きは「ブルーカマイユ」と呼ばれるブルー一色の濃淡の柄が有名で、いずれも一目見てそれとすぐに分かります。
しかし、このジアン社製品のデザインには「これが特徴」と言えるものがありません。というのも、さまざまな時代・場所でつくられた過去の陶器作品を模倣し、それを手ごろな価格で提供することで人気を集め、確固たる地位を確立してきたからです。次々と有能なアーティストを採用し、主に17~18世紀にかけてみられる過去のユニークで斬新なモチーフや、他のヨーロッパや極東の陶器のデザインを取り入れていきました。賛辞として「模造の芸術」と言われることもあるくらい、本当に多種多様なデザインが存在します。1878年と1889年、共にパリで行われた万国博覧会で金賞を受賞したことをきっかけに世界中の貴族らに注目され、家紋を刻印したオーダーメイドのテーブルウェアの依頼が舞い込むようになりました。ジアンにおいては、「オーダーメイドに忠実に応える」精神と、「人々の食卓に幸せを彩る」というモットーが、今でも基本理念として大切に受け継がれています。そんなジアン焼の陶磁器ですが今回のジアン社プレートはビンテージ品であまり見かけない色合いです。骨董品買取の福岡玄燈舎ではフランスの食器を買取致します。お気軽にご相談下さい。

★無料出張エリアはコチラです

■骨董品買取の福岡玄燈舎

〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺1-19-25-2F

☎050-3569-2100

【電話受付】9:00~19:00

【店舗営業】14:00~18:00

★古物商許可証 第909990038581