骨董品買取で木製の能面を買取りました。
香林寺では愛知県知事賞を受賞した能面士 平井杢侃(ひらいもっかん)の能面が60点飾られています。
その能面が私の手元にやってまいりました。
何とも存在感がある面で何かを伝えたいという思いがこめられている能面ですね。
よく飾られているのを見かける飾能面ですが
今回は大変貴重な木製の面です。
平井杢侃のプロフィールです…
昭和36年独学で面打ちを始める
昭和49年から55年まで長沢草春氏に師事
昭和61年より、小松谷宏春氏に師事
愛知県労働協会文化部工芸講師
愛面会創立30周年記念を開催
愛面会:講師
骨董品買取の福岡玄燈舎では木製能面を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…骨董品の買取や査定でよく見かけますお土産品や民芸品。
何気ない置物やこけしにもお宝が混ざっています。
お引越しや片付けでは全て処分されるそんな工芸品、民藝品を
今回は買取致しました。福岡市中央区のマンションでの骨董品査定でした。
これはその一つで沖縄の魔除け?のシーサーでしょうか。
シーサーは、沖縄県などでみられる伝説の獣像。 建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられる。 家や人、村に災厄をもたらす悪霊を追い払う魔除けの意味を持ち、屋根の上に設置されることが多いとされる。
魔除けよりも権威の象徴としてお城などに設置される宮獅子。富盛の石彫大獅子のように村や町を守る、村落獅子。そして最も世間に広まっているとされているのが、家庭用の家獅子です。
家の中・前・門など様々な箇所に置かれていますが、中でも特徴的なのが屋根の上にいるシーサー。
庶民が瓦葺き屋根を持つことが許されるようになった、明治時代以降に作られるようになりました。骨董品買取の福岡玄燈舎ではシーサーや琉球民藝を買取致します。
お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…欅の硯箱と硯買取りました。
骨董品出張査定では度々見かける書道具ですが
今回は欅の重量かある硯箱を譲って頂きました。
欅は材の性質として重硬であり、耐湿・耐久性に優れるが、狂いやあばれが落ち着くまでにかなりの乾燥時間を必要とする。広葉樹のなかでは最も良い材として古くから建築材、家具材、建具材、造作材として幅広く用いられる。日本の代表的な落葉広葉樹で、東北地方以南の暖帯・温帯の丘陵や山地の谷沿いなどに広く分布する。神社や寺の境内、農家の防風林など屋敷林の代表的な樹種の一つ。成長が早く、寿命が長いので、各地で巨樹・巨木が数多く見られ、天然記念物、あるいはご神木として祀られている。ほうきを逆さまにしたような樹形の美しさは、日本産樹木の中ではトップクラスで、公園樹や街路樹として多く植えられている。骨董品買取の福岡玄燈舎では欅の硯箱買取致します。お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…骨董品の中でも最近人気のある中国ものですがコロナ過の影響か
少し購買意欲が無くなりつつあります。
その中でも書道の硯や筆、墨は根強い人気があります。
日本では習字が最近人気で美術館や教室にも人が集まっていますね。
今回、古突品の出張査定で書道の道具を査定致しました。
こちらは中国の筆です。福岡市は書道教室が盛んな地域の様で良くお声がかかります。
日本に於いて新しい形の筆とそれに伴う新たな書表現が誕生し、熱気を持って進展する中、お隣りの書のご本家中国では別の熱気、いや狂気が発生しておりました。文化大革命(1966〜1976)です。特権階級の粛正と追放、伝統文化の破壊の10年について今ここで論じる訳にはいきませんが、筆への直接的な影響は記録しておかなければなりません。すでに1956年に国営上海工芸が設立され、李鼎和の名柄を中心に名称を変更して製造を開始しておりましたが、他の店も文革とともに暖簾を廃止され、新しい店に統合されていきました。
また、筆名も次のように変わっていきました。
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- 騰蛟起鳳→江→蓋峰一号
- 墨海騰波→山→蓋峰二号
- 群鴻戯海→如→蓋峰三号
- 横掃千軍→此→蓋峰四号
- 宛若游龍→多→蓋峰五号
- 長鋒條幅→嬌→蓋峰六号蘭蕊式(9)(精選仿蘭蕊式宿純羊毫)→東方紅(10)→蘭蕊羊毫(11)
- 福→労禄→働寿→最喜→光慶→栄
- 経→四→頂峰一号
- 天→海→頂峰二号
- 緯→翻→頂峰三号
- 地→騰→頂峰四号
- 謂→雲→頂峰五号
- 之→水→頂峰六号
- 才→如→頂峰七号
- 群→群賢→英畢→畢至→至写奏→写巻
- 骨董品買取の福岡玄燈舎では中国筆を買取致します。お気軽にお問い合わせください。