■御盆も終わり少しは涼しくなるはずの福岡ですがなかな思うようにはならない物ですね。
暑い日が続く福岡市ですが先日は日本で1,2位を争う気温でした。
そんな福岡市城南区より骨董品買取のご依頼がありました。
とても綺麗な「碧釉」のお茶碗です。木村芳郎さんの作品です。

木村芳郎

とても鮮やかで透き通るような紺碧のブルーですね。
此の方の工芸作品は人気が高くいつでも高評価です。
とくに茶碗は美術品としてもコレクションの評価が高いようですね。

自身の目で見た「サハラ砂漠で見上げた黒いほどに青い空」や「エーゲ海のどぎついほど濃密な青」など、様々な青の風景に魅了され、それを作品に反映しようと紺碧の釉薬の研究に取り組み、ついに代表作である「碧釉」を完成させました。
紺碧(こんぺき)の青は「木村ブルー」と呼ばれ、国内外にファンの多い木村芳郎さんです。吸い込まれるようなコバルトブルーから空色に変わるグラデーションの美しい作品の数々は日本工藝品の代表的な作品です。
骨董品買取の福岡玄燈舎では木村芳郎作品を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
受付年中無休

◎その他の買取品…
お部屋中に琉球工芸品と呼ばれる物がズラリありました。
その中には価値のある物やそうでもない物も混じっていましたので
少しお時間を頂きお見積りさせて頂きました。

沖縄工芸品

これは琉球の工芸品で壷屋焼の窯元の花瓶です。
琉球独自の色合いや図柄がとても面白く人気のある窯元ですね。
壺屋焼

沖縄の焼物(やちむん)の起源は、14世紀~16世紀頃に大陸からもたらされた高麗瓦が由来とされています。この頃、琉球王朝は中国や東南アジア諸国と盛んに交易を行っており、壺屋焼の一種である荒焼(あらやち)もこの頃に技術が伝えられたと言われています。
17世紀に入って琉球王朝は江戸幕府薩摩藩の支配下となり、それまで盛んに行われていた外国との貿易も影を潜めるようになりました。そこで当時の琉球王、尚寧王(しょうねいおう)は朝鮮から陶工を呼び寄せ窯を開き、朝鮮の作陶技術を積極的に取り入れた焼物を作るように推奨しました。こうして、壺屋焼の元となる上焼(じょうやち)が沖縄で焼かれるようになりました。
やがて1682年(天和2年)、王府内にあった首里、知花、湧田の窯が、牧志村の隣、現在の壺屋に統合され、これが現在へ続く壺屋焼の始まりとなりました。
1985年(昭和60年)、陶芸家の金城次郎が沖縄県で初めて人間国宝に認定され、壺屋焼は沖縄を代表する伝統工芸品として広く知られるようになりました。骨董品買取の福岡玄燈舎では琉球や沖縄の民芸品、陶器を買取致します。お気軽にお問い合わせください。

◎その他の買取品…
こちらはお庭がとてもきれいで落ち着いた雰囲気の住宅でした。
有田焼といえば香蘭社や波佐見焼などが有名ですね。
窯元もたくさんあり毎年行われる有田陶器市も有名です。
老舗の骨董店からギャラリーも様々です。
今回は「夢右衛門」の作品です。

有田焼花瓶買取ります

有田焼(ありたやき)とは、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器のことです。
17世紀初頭、朝鮮人陶工・李参平らによって泉山で陶石が発見され、日本で初めて磁器が焼かれました。当時は、その積み出しが伊万里港からなされていたので、「伊万里(いまり)」とも呼ばれます。

染錦鶴首

骨董品買取の福岡玄燈舎では伊万里焼や有田焼作品買取ります。お気軽にお問い合わせください。

◎その他の買取品…先日は伊賀焼を買取致しました。
この焼物は伊賀焼という陶器です。
ごつごつした土臭い旅枕といわれる花器ですね。

伊賀焼

国指定の伝統工芸品伊賀焼は中世の時代に伊賀市の槙山に近い五位ノ木窯跡などで周辺の豊富な陶土と薪の燃料を利用し信楽焼と同じ擂鉢や甕、壺などが焼かれました。
その後、茶の湯が盛んとなった17世紀初めの桃山時代には、伊賀国領主であった筒井定次や藤堂高虎、高次の時代にお庭焼として武将茶人の古田織部などの指導で槙山の西光寺窯や丸柱の堂谷窯で豪放で力強く破格な美意識を持った茶陶の水指や花入が焼かれました。桃山時代が終焉をむかえると伊賀焼も焼かれなくなります。その後、18世紀中頃の江戸時代に藤堂藩の支援もあって、日常雑器の碗や皿、鍋、など日常雑器を中心に丸柱で再び焼かれ始め、弥助、定八といった陶工が活躍し現在の伊賀焼の基礎ができました。
旅枕

この作品の谷本洋さんは
陶芸家 谷本光生先生と
服飾デザイナーのお母様との間に生まれました
元々洋画家を目指していました
陶芸家になった後も
洋画、書、俳句、彫塑、篆刻、曼荼羅など
多彩な才能を発揮された方です
パリやスペインで作陶をしながら
油絵を学ばれています。この作品はその谷本さんの「旅枕」です。
その姿から旅枕と呼ばれる筒形の花入。胴に縦に箆目を入れて変化をつけており、器肌からは伊賀独特の長石粒が顔を出している。全体に自然釉が生じており、そこに暗褐色の釉が幾筋も流れて強いアクセントとなっている。骨董品買取の福岡玄燈舎では伊賀焼を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
受付年中無休

 

★無料出張エリアはコチラです

■骨董品買取の福岡玄燈舎

〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺1-19-25-2F

☎050-3569-2100

【電話受付】9:00~19:00

【店舗営業】14:00~18:00

★古物商許可証 第909990038581