仏像(鋳金)買取・福岡/骨董品|福岡市中央区より中国やチベット仏教の仏像を数体買取り致しました。木製もありましたが
インドに生まれた仏教ですが、中世以降はヒンドゥー教やイスラム教に押され気味で、さまざまな地域に活路を見出そうとしていました。その一つが、チベットです。中心都市ラサは標高約3,650mにあり、チベット語で「神の地」を意味するチベット仏教の聖地。 ダライ・ラマ5世の時代に、その象徴であるポタラ宮が造営され、絢爛たる仏教文化が花開きました。もともとチベットにはボン教という民間宗教はありましたが、仏教のように教義や制度が充実した宗教はなく、またたく間に広まっていきました。女性尊が強い力をもつと考えられるようになった背景には、インドで広まった女神信仰があります。もともと、ヒンドゥー教においては女神も男神の配偶者として登場しますが、中世(7~8世紀ごろ)になると女神の力が強まり、いつしか男神を圧倒するようになりました。ヒンドゥー教や、そのもとになったバラモン教が広まるはるか昔から、インド各地で信仰されていた女神たちが再び注目されるようになった、そう考えられています。加えて、煩悩を悟りに昇華させるという密教ならではの特色も、女性尊が強まった要因の一つといえます。チベット密教の修行においては、最大の煩悩の一つである性欲を悟りにつなげるため壮絶なプロセスが想定され、これに女性尊が不可欠と見なされるようになったのです。最後にチベットにおける「如来」についてお話しいたします。
■大日如来
宇宙の創造主であり元来太陽神として崇められている。身体は白く智券印を結んでいる。
■阿閦(あしゅく)如来
何事にも動じない、怒りを持って仏法に障害をなすものを滅ぼす仏で身体は青い(仏教において青は怒りの色で、煩悩に対する怒りの意味を持っている)
■宝生如来
黄金色に輝く身体をもち富をもたらす仏
■阿弥陀如来
西方浄土で衆生を救う仏で身体は赤く、チベットでは伝統的な僧形の姿のアミターユスと密教の形としてのアミターバという二つの形を持っている。
■不空成就如来
神鳥ガルーダに乗った姿で描かれる事もある、願を叶えてくれる仏。身体の色は緑で施無畏印を結んでいる。
五智如来の他に衆生の病を治す、日本でも信仰されている薬師如来がチベットでも信仰されている。
薬師如来は身体の色は緑、薬ツボを持っている。
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