■骨董品買取で今回は陶磁器や着物、蓄音機や刀の鍔を査定致しました。
その中には唐津人として有名な「中川自然坊」さんの作品も買取させて頂きました。
自然坊窯 班唐津
班唐津の歴史です…永禄一二年(一五六九)十二月二十九日、二十二才で十七代岸岳城主となった波多親は、朝鮮北方で生活雑器を作っていた陶工を帰化させ、温暖な岸岳城下に次々に築窯させた。彼らは日本海に面した清津湾に近い明川郡上雩北面や鏡城郡朱南面、または豆満江に近い会寧郡会寧面や雲頭面などの陶工が松浦党の波多一族によって、日本海を渡って、波多氏の居城・岸岳に連れてこられたと思われる。
斑唐津(まだらがらつ) 斑唐津(まだらがらつ)の特徴は唐津焼の一種で白濁した藁灰釉(わらばいゆう)を用います。 唐津焼が焼かれはじめた16世紀後半から現代まで作り続けられています。 器種は酒器・食器・花器・茶陶など多岐にわたりますが、中でもぐい呑みや茶碗の人気があるといえます。
骨董品買取の福岡玄燈舎では斑唐津を買取ります。お気軽にお問い合わせください。

◎その他の買取品…最近は有田焼の依頼が多いですね。
柿右衛門や今右衛門、源右衛門などが有名です。
その有田焼の歴史ですが有田焼とは色とりどりの絵具で彩色された日本を代表する陶磁器です。 その歴史は古く400年前の江戸時代に遡ります。 17世紀初めに佐賀県の有田で1人の陶工が泉山で陶石を発見したのをきっかけに有田で日本初の陶磁器の製造がはじまったと言われています。有田焼は、「伊万里」とも呼ばれる佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器で、有田焼積み出しの際、伊万里港からなされていたことにより伊万里とも呼ばれます。泉山陶石、天草陶石などを原料としていますが、磁器の種類によって使い分けています。製造時期、様式などにより、初期伊万里、古九谷様式、柿右衛門様式、金襴手などに大別されます。また、これらとは別系統の献上用の極上品のみを焼いた作品があり藩窯で鍋島藩のものを鍋島様式、天皇家に納められたものを禁裏様式と呼ばれています。 江戸時代後期に各地で磁器生産が始まるまで、有田は日本国内で唯一、長期にわたって磁器の生産を続けていました。昭和52年(1977年)に経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されました。有田焼の優れた耐久性と白く透きとおるその美しさは昔から珍重され、現在も美術品として、また優れた日用品として広く愛用されています。 他の土を配合せずに単独の陶石だけで磁器が造れるのは、世界的に泉山陶石と天草陶石のみだと言われています。骨董品買取の福岡玄燈舎では古い有田焼を買取ます。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休

◎その他の買取品…骨董品買取の福岡玄燈舎では只今、書道具の買取強化中です。
今回は福岡市博多区にて骨董品の出張見積もりに出かけました。
墨や硯、和紙、掛軸や書などの買取をしました。
写真はその一部ですが輪島塗文箱です。

書道具 文箱

文箱(ふばこ)とは、書状などを入れておく手箱。また、書状を入れて先方に届ける細長い箱である。書物を入れ、背負って運ぶ箱。きゅう。
文筥、文笥、文笈などとも書かれ、『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』では「笈」を不美波古(ふみはこ)と読み、「書を負う箱なり」とあって、古くは書籍を入れて担い運ぶ箱を指していたが、中世以降はおもに書状を入れて往復する細長い箱、あるいは書状や願文などを入れておく箱をさすようになった。
江戸時代には、蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)などの美しい飾り文箱を嫁入り調度品として取りそろえるようになり、大きさや用途に応じて、大(おお)文箱(長文箱)、小(こ)文箱、半文箱、五節(ごせち)文箱(五節句の絵があるもの)、贈答文箱、常用文箱などと呼び分けられるようになった。
骨董品買取の福岡玄燈舎では文箱買取致します。お気軽にお問い合わせください。

◎その他の買取品…土味のとても良い花入れを買取ました…
お寺関係のお宅で仏像や曼荼羅、仏具や古い書なども沢山ありました。
下の写真はその一部ですが焼物や茶道具の中に入っていたものです。
備前焼花入れです。

備前茶道具

備前焼は、岡山県備前市で作られる陶器。良質の陶土で一点ずつ成形し乾燥させたのち、絵付けや釉薬を施さずそのまま焼くため、土味がよく表れる。
日本六古窯の一つに数えられ、千年の歴史を持つ。素朴で重厚な作風、土味の持つあたたかさ、使い勝手の良さで知られるが、最大の特徴は窯変 (ようへん) 。焼成時の窯の中の状態によって、焼き物の色や表面が変化するため、同じものが二つと生まれない。そのため、「土と炎の芸術」と呼ばれる。
室町時代末期頃から茶人たちに愛され、茶道具が多く作られた。江戸時代には藩の保護のもと全国に広まり、昭和の初期「備前焼の中興の祖」と言われた金重陶陽 (かねしげ とうよう) や藤原啓、山本陶秀が人間国宝の指定を受けるなど、広がりをみせ現在に至る。骨董品買取の福岡玄燈舎では備前焼の作品を買取ります。お気軽にお問い合わせください。

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■骨董品買取の福岡玄燈舎

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