■今回、骨董美術品の買取で福岡市早良区に出張鑑定に出かけました。
こちらでは有田焼や伊万里焼の物が多くその中でも人間国宝「井上萬二」さんの
作品が特に多かったです。
下の香炉も井上萬二作品です。

井上萬二買取福岡

佐賀県西松浦郡有田町出身。生家は窯元であったが軍人を志し、15歳で海軍飛行予科練習生となった。翌1945年に復員し、父親の勧めで酒井田柿右衛門 (13代目)の元で働き始める。修行7年目の1952年頃に奥川忠右衛門の作品に衝撃を受け、門下生となり白磁や轆轤の技法を学んだ。1958年に酒井田柿右衛門窯を退社し、県立有田窯業試験場の技官として勤務を始める。その傍らで独自の意匠や釉薬の研究に励んだ。1969年、ペンシルベニア州立大学から有田焼の講師として招かれて渡米し、5ヶ月間担当した。海外での活動はドイツなどでの個展や2002年3月のモナコ国王の在位45年記念の展覧会など、多岐にわたっている。
1968年、第15回日本伝統工芸展で初入選を果たす。1977年に全国伝統的工芸品展通産大臣賞、1987年には第34回日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞した。1995年5月31日に重要無形文化財「白磁」保持者に認定、1997年紫綬褒章を受章。
骨董品買取の福岡玄燈舎では井上萬二山の作品を買取致します。お気軽にお問い合わせください。

◎その他の買取品…
こちらでは洋食器の鑑定でヨーロッパの食器や銀食器など40点程の西洋骨董品買取ができました。
写真のコーヒーカップはその一つで有田焼の窯元「オールド深川製磁」のアンティーク食器です。
とても薄い作りの磁器で竹の図柄やハンドルの形は戦前の豊かな日本の文化を表すような素敵なデザインです。
大正時代から昭和8年位の物でしょうか?
オールド深川買取
深川製磁は日本の陶磁器メーカーです。
1894年に、有田焼で有名な佐賀県有田町で創業しました。創業者は、同じく陶磁器メーカー
『香蘭社』の創業者深川栄左衛門の次男である深川忠次です。
深川製磁のロゴは世界の工芸磁器の極みを目指した、富士山に流水のマークとなっています。
1894年に忠次が会社を設立した頃はまだ個人経営でしたが彼は日本の有田焼を世界に広めるべく
1900年には当時史上最大の規模で行ったといわれるパリ万博博覧会に出品しメダーユドールといわれる
最高名誉の金賞を受賞しました。これをきっかけに、深川製磁は同年イギリスのワット商会に直接輸入を始めます
その後もワット商会を代理店としてロンドン、パリ、ブリュッセル、ミラノ等を始めとして次々と副代理店を展開し
欧州貿易をスタートし、「深川製磁」の名は世界に広まっていきました。
1910年には皇室に食器類を納品し宮内省御用達の名を授かり翌年1911年、深川製磁は現在に続く株式会社となります。
忠次の「精巧さのない磁器は決して工藝と呼ばない」という信念の下深川製磁は各工程に熟練した職人を集結させ
1916年には日本海軍指定工場となり洋食器の納入を始め、1951年にはアメリカ海軍から
それまでの洋食器に加えディナーセットの発注を受けるまでとなりました。世界に目を向けた深川製磁の作品は
欧州と日本の気風を織り交ぜたデザインで「深川様式」を確立し現在でも国内外で大きな評価を得ています。
骨董品買取の福岡玄燈舎では古い深川製磁の作品を買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休

◎その他の買取品…
アンティーク品の鑑定依頼です。
お家にお邪魔するとコレクションボードにはバカラやビスクドールなど
ギッシリと並べられていました。そのアンティークを全て買取できました。
写真の洋食器はその一つでボヘミア陶器のブルーオニオンです。

ボヘミア陶器買取
世界の4大ブルーオニオンの一つで、美しいコバルトカラーに多くの愛好家が称賛を寄せました。 現在400種類ものアイテムを生産し良質の磁土を産出するチェコのカルロヴィ・ヴァリで作られるカールスバードのブルーオニオン。
チェコにおいて、陶器は磁器にくらべ、はるかに低い位置にあります。日本の価値観とは大きく違い、人々の「陶芸」の扱いは、趣味の域を出ません。素地を見ると、中国や日本の陶器がいかに優れているかを実感します。
そのような文化の違い、品質的問題からか、特に古いものについては、現存する数が少ないようで、アンティークとして高値がついています。
骨董品買取の福岡玄燈舎ではボヘミア陶器買取致します。お気軽にお問い合わせください。

◎その他の買取品…
高蒔絵の漆器や器、輪島塗の膳など大量に買取り致しました。
その一つの漆器が下の「浄法寺塗」漆器です。
未使用品でとても塗の良い漆器です。
浄法寺塗買取
浄法寺塗という名は中世に岩手県北部を支配していた浄法寺一族から付いたもので、地名にもなっています。
土地の言い伝えによれば、奈良時代に行基がこの地に天台寺を建てた時、中央から僧侶が遣わされ、彼らが自分たち用の器を作るために漆器作りの技術を持ち込んだと言われています。
江戸時代には、この地方を支配していた南部藩の重要な産物として、浄法寺塗は、天台寺周辺から現在の隣町にあたる安代町付近まで産地を広げ、「御山御器(おやまごき)」の名前で知られるようになりました。それが現在の産地の基礎になっています。
浄法寺塗の魅力は、国産漆ならではの落ち着いたつや。蒔絵などの加飾をほどこさない無地の器が多く、それゆえつやの輝きが最大限に発揮される漆器。使い込むほどに味わい深いつやが増してきます。骨董品買取の福岡玄燈舎では浄法寺塗漆器買取ります。お気軽にお問い合わせください。

★無料出張エリアはコチラです

■骨董品買取の福岡玄燈舎

〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺1-19-25-2F

☎050-3569-2100

【電話受付】9:00~19:00

【店舗営業】14:00~18:00

★古物商許可証 第909990038581