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■ アンソニア時計を買取ました!

 

■真鍮製アンティーク置時計を買取ました
福岡県春日市にてアンティーク時計や食器を買取りました。写真はアメリカ製アンソニアの時計です。とても重厚で部品もそろっているアンティークです。文字盤はウラン琺瑯です。アンソニアはセス・トーマスやイングラハムと並ぶアメリカの名門で、1854年創業の古時計メーカーです。人気の古時計メーカーとしてはアメリカでもセス・トーマス、ニューヘブンに次ぐ3番目に古い創業年度であり、1929年まで有名な「HABANA(涙の滴)」型時計など数々の名品を作り上げました。中でも掛け時計、置き時計の機械に見られる梁が半円状に弧を描いた地板はアンソニアタイプ(スタイル)とも呼ばれ、国内でも数々の時計メーカーにコピーされています。

アンティーク時計画像

ウランについて少し…
ウランやラジウムは「蛍光色に美しく光る」という特色から、衣料・宝石・食器・時計などにしばしば使用されました。現代ではラジウムを含む製品はほとんどありませんが、アンティークの中には、ラジウムを含む品がまだ散見されます。
例として挙げられるのは、電池を使わずに暗闇で光る時計。このような時計の文字盤にはラジウムや、同様に放射能を持つトリチウムを含むことがあるとのことです。
また、1970年代までウラン酸化物を加えた釉薬(ゆうやく)を使って陶器を加工する方法は一般的だったことから、陶器や、七宝ジュエリーにもウランが含まれている場合があります。そしてウランガラス(カナリアガラス)という、蛍光色に光るガラスがあったことも、アンティークを扱う際には覚えておくべきとされています。ラジウムが使用された製品とした代表的なのは時計の文字盤。ラジウムは暗闇で光るという性質を持っていたため、時計だけなく、飛行機のダイヤルや計器にも使用されました。第二次大戦期には飛行機のパイロットはラジウムによって光る計器を使用して、コックピットに明かりをともさず、敵に気づかれないようにフライトが可能になったとのこと。なお、2020年時点では、放射性物質を含まないものが利用されています。このウランガラスですが日本では明治や大正時代に盛んに製造されました。私たち骨董が好きな人たち以外は目にくれない価値観このウランガラス、実は英国であればヴァセリンガラスという名前で販売されています。ヴァセリンガラスという名のガラスであれば現在ではとても高価な価格で流通しています。確かに日本製に比べるとかなりウランの含有率は高く色も鮮やかなグリーンカラーです。ご自宅にウランガラスの時計や照明が御座いましたら。お声かかけ下さい

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