和楽器(筑前琵琶)の買取/福岡県宗像市より琵琶や三味線、尺八など和楽器をお預かりいたしました。この筑前琵琶は程度もよく少しメンテナンスをするだけで弾くことのできる四弦琵琶です。ありがとうございました。

和楽器、琵琶画像

古楽器画像
楽器

日本で琵琶として知られる楽器の原型は、古代ペルシャで生まれたと考えられています。アラブ文化圏では現在でも琵琶に良く似たウードという楽器が演奏されていますし、ヨーロッパに伝わって発展したのがリュート、そしてシルクロードから中国を経て日本へ伝わったのが琵琶です。琵琶が日本へ伝わったのは7~8世紀頃とされ、奈良・正倉院の宝物にも当時の琵琶が残されています。筑前琵琶は筑前(現在の北九州)発祥の琵琶の音楽。明治の中ごろに、盲僧琵琶の伝統の上に三味線音楽の長所を取り入れて工夫されました。撥(ばち)は薩摩琵琶より小ぶりのものを用いるために、女性的な響きに特色があり、柔らかさ・優美さが持ち味となっています。筑前琵琶は、桑の木をくり抜いた胴に、桐の前板を貼り合わせ、弦には絹糸を用います。年々、樹齢を重ねた桑の木材入手が困難になっているそうです。そして現在も演奏される琵琶は、雅楽*に用いられる「楽琵琶」、「平家琵琶」、「盲僧琵琶」、「薩摩琵琶」、そして、歌の伴奏用に一般に普及した「筑前琵琶」と、大きく5種類に分かれますがいずれの琵琶も、製作する担い手が減少の一途をたどっているのが現状だそうです。
薩摩琵琶は、表裏とも桑
筑前琵琶は、表が桐で裏が桑
楽琵琶は、表が栗で裏が花梨
平家琵琶は、表が栗で裏が花梨か桑などが使用されます。最後に琵琶の値段ですが琵琶という楽器の価格相場は和楽器の中でもかなり高価格と言えます。新品であれば80万円~130万円、初心者用の普及品でも40万円といったところでしょうか。
この価格では琵琶を始めることすら困難と感じてしまいそうなのでオークションで検索してみると、10万円~20万円ほどの楽器も存在します。しかし、このような中古品は初心者の方には状態の見極めが難しく、決して安い金額ではないのにジャンク品のような状態である可能性も0とは言えないでしょう。
【筑前琵琶の買取ポイント】
琵琶は天然素材で作られてる和楽器ですので、どうしても経年での劣化が生じやすくなります。
元々の価値が高い琵琶であれば、劣化があったとしても、価値がゼロになってしまうことはあまりありません。 琵琶の場合は品によっては経年の希少性なども査定ポイントに含まれますので、例え古くてボロボロの琵琶でも買取価格が付く場合も多いです。
但し、湿気や乾燥で音が狂ったりカビが生えてしまうなどの 経年での劣化によって価値が下がってしまう可能性の方が高いため、ご売却が決まりましたらなるべく早めにご依頼ください。また骨董品買取の玄燈舎は上質な琵琶やほかの楽器も販売もしておりますので一度お声かけください。よろしくお願いいたします。

骨董品買取の福岡玄燈舎では琵琶や楽器を買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお問い合わせください。受付年中無休。福岡県内は無料出張査定致します。

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