煎茶道具(楽山窯)の買取/福岡・骨董品|福岡市中央区より蟹の彫刻の入った楽山窯の煎茶器を買取りました。作家は玉井楽山さんです。楽山焼は現在の愛媛県で作られました。同名の焼物が島根県にも存在しますが、愛媛県の楽山焼には天神蟹が彫られているのが最大の特徴です。松山藩主の松平定長が「あな寒しかくれ家いそげ霜の蟹」という歌を詠んだことから蟹の紋様を入れるようになりました。その後楽山焼は廃藩置県を迎えると民窯となり、玉井楽山が亡くなる1990年まで継承されました。楽山焼の花瓶、ぐい呑み、湯吞み茶碗などには丸に「樂山」の刻印が入っております。この天神蟹の入った焼物は水月窯や二六焼などもありますが激流に住む蟹が特徴の楽山焼は、力強く表情豊かで、一つひとつ人の手によって細かい彫刻と色づけされた楽焼です。しかし松山藩のお庭焼だった楽山焼は、廃藩置県後、民窯になり、1990年に亡くなられた3代目玉井楽山さんまで、継承されていましたが、現在は、後継者がいなくなっている模様です。楽山焼は、ぐいのみ、茶碗、花瓶など、いずれにも、天神蟹の彫刻がほどこしてある のが、最大の特徴であり、激流に棲む天神蟹の勇壮さが引き立ちます。愛媛県松山市には、他に、水月焼でも、同様に天神蟹の紋様が使われ、愛媛県四国中央市の二六焼でも、天神蟹をモチーフにした作品が多く作られています。
尚、この天神蟹ですが、正しくは、「アカテガニ」(赤手蟹)と言いますが、愛媛地方では、天神蟹と呼んでいます。

楽山焼 煎茶器買取り
★ 三代目 玉井楽山 ★
三代目玉井楽山(本名:玉井顕文)さんは、1924年に松山市に生まれ、京都美術工芸学校を卒業後、伊藤翠壷に師事し、京都.にて作陶されていました。その後、楽山焼三代目を継承の傍ら、日展などの展.覧会にも出展され、入選を重ねられていましたが、1990年に逝去されています。
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