尚美堂急須の画像

最近は骨董品の出張買取の依頼が多くなり殆ど毎日、福岡市内や近郊の地区にお邪魔しております。
昨日は遺品の整理の為に福岡市南区から依頼されたお家でご主人が骨董品の収集しておりそのお品を全部売りたいと言っておられました。拝見させて頂いたところ古伊万里や備前焼、琉球のお品が多く人気のお品ので
頑張って買取させて頂きました。その中には尚美堂の銀器がありまして一番の高値を付けさせていただきました。
尚美堂は1900年に大阪淀屋橋に創業した老舗ですが尚美堂は昭和20年には大空襲で全焼してしまったそうです。
写真はございませんが大将期の急須だと思われます。状態も骨董品の割にはすこぶる良く共箱もありました。ありがとうございました。

鉄瓶の画像

その他の買取品…依頼された南区のお宅には長い間、使用されていない茶道具がずらり。
茶器や秒具、掛軸や茶杓、茶筅、釜や茶棚など一部屋に収まりきらないくらいに
整理されて見せて頂きました。その中で光るお宝があり「亀文堂」の鉄瓶を見せて頂きました。
鉄瓶は骨董屋としてはとてもうれしいお宝です。どんなにボロくても売れる骨董品の一つです。
その鉄瓶の魅了とは鉄味の良さや肌の模様や時代、蓋の装飾や在銘などあげたらきりがありません。
そして人気の作者や工房もありお値段もピンきりです。有名なのは「南部鉄器」ですがこれも安い物から
高価なものもあります。保管の方法はすこしクセがあります。鉄は、水分に触れると錆びてしまいます。
鉄瓶ももちろんその特徴を持つので、最も大事なことは錆を最小限に抑えることです。鉄瓶の場合、金気止めによって作られた酸化皮膜が錆止めの役割を果たすので、この膜を保つことが重要になります。
皮膜が完全に剥がれないうちに、「湯垢」(水の中に含まれるカルシウム等の成分)を付けることです。
完全に湯垢が付くと、内部が白っぽく変化し、水を入れたまま一晩置いても錆びることはありません。
しかしどうしても鉄瓶に錆が付くことは避けられないことですね。
水洗いした後に乾ききらなかった部分があったりするとやはり錆びます。仕方がないことですね。
やはり空気中の水分によって自然に酸化するのが鉄瓶です。だから錆が出てしまってもがっかりすることなく、何かの理由で錆が出てしまうもの、と受け止めて使いましょう。
内部に赤い錆が出てしまっても沸かしたお湯が赤く濁らない限り、問題ありません。錆が気になっても、絶対に内部には触らないようにしましょう。もしお湯が赤く濁ってしまったら、お湯を沸かす・捨てるの工程を繰り返し行います。何回か行うと透明なお湯に変わります。良い鉄瓶は10年20年と使うほど鉄味、色味や存在感が増し将来的に古美術品に変化する物もありますので大切に育ててください。

★尚、玄燈舎では鉄瓶や急須の他にも骨董や着物、茶道具 書道具レトロな家具やオモチャ、古本、楽器、コレクション品、切手や昭和の古い物など出張買取致します。骨董やアンティーク、着物をお売りになる時は是非、福岡太宰府の玄燈舎へご連絡ください。

 

 

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