■先日は福岡県太宰府市にて焼き物や骨董品、茶道具の出張買取を致しました。
こちらは旧家の面影のある古い邸宅でした。
古伊万里の大花瓶や煎茶道具、掛軸、中国の陶磁器などがある中
里帰り品ということで薩摩焼のポットも買取り致しました。

薩摩里帰り品買取

骨董収集の世界では、コレクターの目利きが良く、良品が多ければ、その品目が主流であってもなくても市場の一角を占めることができるものだ。ますます人気を集めている「里帰り品」のコレクションは、そのことを証明している。「里帰り品」とは何か?厳密に言えば、「里帰り品」とはかつて海外に流出し、再び国内に戻ってきた日本の骨董品を指す。とくに有名なものは輸出伊万里で里帰り品です。最近は海外でも秀品を見かけることが少なくなってきました。 ヨーロッパのお城では伊万里焼きが壁に埋め込まれ模様になっていたり、王侯貴族が収集を競った時代がありました。 西洋高級磁器マイセンも伊万里焼をルーツとしているそうです。
骨董品買取の福岡玄燈舎では伊万里や薩摩などの里帰り品買取り致します。お気軽にお問い合わせください。

 

◎その他の買取品…福岡では最近はコロナも少し落ち着きつつありますね。お茶の先生よりお茶道具の出張買取依頼がありました。鉄瓶、風炉や茶碗などの茶の湯のお茶道具の他にも古美術品の掛軸や中国古陶磁器、
書画や硯などもありました。下の写真はその一部で古い錫の茶托です。明治期の物で桐箱は壊れています。

茶托茶道具買取福岡

錫の器の歴史は古く、エジプトで出土した「巡礼者の壺」は、3,500年前のものと言われています。レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」に錫の食器が描かれています。日本には1,300年前に遣唐使によってもたらされ、正倉院に宝物として保存されています。1578年に中国で完成したとされる『本草綱目』には「井戸の底に錫板を沈めて水を浄化した」と書かれているそうです。また、江戸時代、伊勢貞丈によって書かれた『貞丈雑記』には、「今徳利と云物を古は錫といひける也むかしはやき物の徳利なし皆錫にて作りたる故すゞと云し也」とあるそうです。つまり徳利というと、それはかつて錫でできたものだったのですね。この名残で宮中では今でもお酒のことを「おすず」と呼ぶそうです。骨董品買取の福岡玄燈舎では古錫の食器や茶道具買取ります。
お気軽にお問い合わせください

◎その他の買取品…
写真の置物は鍋島焼の獅子舞です。

鍋島焼

獅子頭を頭にかぶって舞う伝統芸能 獅子舞は、日本各地の正月行事や晴れの日に舞われ、
幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして古くより伝えられてます。
獅子に頭をかまれると、その年は無病息災で元気で過ごせるという言い伝えがあります。
獅子舞は大自然の霊力を我々に授けてくれる不思議な芸能です。骨董品買取の福岡玄燈舎では鍋島焼買取致します。

◎その他の買取品…
中国美術品、家具、書がや書道具なども多種有、楽しめた査定買取でした。
特に古い中国の書道具には良い値段が付きますのでとても興味深い骨董品鑑定です。
下の骨董美術品は紫檀の煙草入れです。紫檀はとても重く中国では重宝されている木材です。
日本でも家具や琵琶などの楽器、三味線などにも使用されている大切な木です。

中国紫檀煙草入れ買取

紫檀の産地は、世界の熱帯地帯から亜熱帯地区に分布しています。
製品に使われる心材(樹木の外側から樹皮・辺材・心材となっています)は、赤紫褐色から紫色を帯びた暗褐色であり、黒紫色の縞模様があり美しいです。
辺材は、心材とはっきり区別が出来る白っぽい淡色をしています。
材の性質は、耐朽性は極めて高く、新鮮な材の中にはバラの様な香りがある場合もあります。
このことが、ローズウッドの名の由来となったと言われています。
仏教の三大聖樹は、無憂樹(むゆうじゅ)・印度菩提樹(いんどぼだいじゅ)・沙羅双樹(さらそうじゅ)です。
菩提樹の実は、数珠に使われる材料の中で別格です。
菩提樹の木の実は、浄化・平静・調和・寛容・高い意思をもたすといわれています。
紫檀は、黒檀・白檀・鉄刀木・黄楊等とともに数珠の材料として使用されます。骨董品買取の福岡玄燈舎では紫檀の美術品買取致します。

◎その他の買取品…工芸品の鑑定依頼があり出張買取に出かけました。
こちらではシーサーや仏像、三線や掛軸など多彩な骨董品を査定致しました。
その中には有名な壺屋焼の抱瓶もありました。

琉球抱瓶買取

抱瓶(だちびん)とは、泡盛を携帯する時に使用する陶器の容器で、腰に付けやすいよう胴の横断面が三日月形をしています。 先端に注口、中央に酒入口、外面に続く両側にヒモを通す耳があり、昔、豪農たちの山野の巡回や競馬などに携行され、よく活用されていました。文献によると、豪農たちは競い合って壺屋に立派で美しいものを特別に注文したので、その当時の名器が今でも多く残っているとのことである。依頼された陶工たちは、技術的にも釘(くぎ)彫りや象嵌(ぞうがん)、染め付け、練上手(ねりあげて)、流し釉(うわぐすり)などの技法を加え、どんどんと進化させていったという。そして豪農たちは気に入った抱瓶を持ち寄って「抱瓶勝負(ダチビンスーブ)」を行ったといわれます。骨董品買取の福岡玄燈舎では抱瓶買取り致します
お気軽にお問い合わせください。

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■骨董品買取の福岡玄燈舎

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