■骨董品買取の福岡玄燈舎です。
今回の出張買取では福岡市南区に伺いセイコー社製1970年代のクオーツ腕時計を買取り致しました。
アンティーク時計でよくある手巻きや自動巻きではなく当時主流になりつつある
電池式のクオーツ時計です。デザインもレトロモダンな昭和チックな時計ですね。
クォーツとは電池を動力として動く時計を言います。1秒間に数万回の振動数を実現する水晶振動を用いています。
1969年世界初のクォーツ(水晶)式腕時計「セイコー・アストロン」を発売。今では世界中で当たり前のクォーツ式時計ですね。クォーツ時計(クォーツどけい)とは元来、水晶振動子を用いた時計である。水晶時計( Quartz clock/watch)または単にクォーツとも。20世紀後半から普及し、それまでのぜんまいばねを使用した手巻や自動巻時計に代わって、現在最も一般的な時計となっている。ぜんまいばねに代わる駆動としてステップモーターを使用しており、電源が必要なため電池が内蔵されている。 従来のぜんまいばね式時計のデザインを踏襲したアナログ時計のほか、同じく電源が必要な液晶やLEDを時刻表示部に採用し数字で時刻表示したデジタル時計がある。
骨董品買取の福岡玄燈舎ではクオーツやレトロな腕時計買取ります。お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…お引越しや片付けの際に良く見かける銀杯や銀食器ですが今回は骨董品の出張買取で
お目にかかりました。大量の銀食器です。こちらのお宅では銀杯やトロフィー、置物などが
ありました。他にはお茶道具や掛軸、鉄道模型なども買取させて頂きました。
この銀の盃ですが
内閣は、勲章や褒章に代えて、あるいは勲章や褒章に併せて、勲功のあった者に対して賞杯を授与する。賞杯は、既に勲功相当の勲章・褒章が与えられているときにさらに顕彰すべき事由が生じた場合や、高位の宗教家など叙勲には適しない者の功績を顕彰する場合などに用いられる。
褒章条例に基づく賞杯の種類は、金杯・銀杯・木杯の3種類とされている。
賞杯には、勲章に代えてあるいは勲章と共に授与される場合は菊紋(菊花紋章)が刻まれ、褒章に代えてあるいは褒章と共に授与される場合は桐紋(五七桐花紋)が刻まれる。授与の理由となった勲功の大きさにより、銀製、木製(朱塗り)の別があり、さらに三つ重ね一組台付、三つ重ね一組、単杯(一個)の別がある。各杯の格は、以下のとおり。なお、「勲○等」表記による勲等は2003年(平成15年)11月に廃止されているため、現在は各勲等相当の勲章に準じて運用される。…とありました。骨董品買取の福岡玄燈舎では銀杯食器を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…
ご主人が骨董品コレクターで少しずつ断捨離をとのことで
出張鑑定をご依頼されたそうです。
お部屋には古伊万里の大皿や有田焼の大壺、沈香壺や茶道具、
甲冑、日本刀や古銭、掛軸など古美術品が所狭しと並べられてありました。
当日はその中でも古い銭箱や鍔、古銭などを拝見して買取りさせて頂きました。
写真はその銭箱です。時代は江戸末期くらいとのことです。
鐚銭(びたせん)といわれる穴明銭(あなあきせん)(寛永通宝(かんえいつうほう))など小額の貨幣を入れる木製長方形の箱。遠くから投入できるように漏斗(ろうと)形の口や丸い穴があり、金を自由に取り出せないように錠前(じょうまえ)がかかっている。中には額(がく)(一分銀、二朱金などの長方形の貨幣)や小判を入れられるよう投げ入れ口の裏蓋(ぶた)に小さな引き出し箱がついたものもある。銭箱の四隅に頑丈な金具をつけたものを俗に千両箱という。小判でも千両以上も入るので、あくまでも銭箱の変形とみるべきである。銭箱を銀箱という場合があるが、これは銭よりも高額の貨幣入れである。骨董品買取の福岡玄燈舎では古い銭箱や骨董買取り致します。
◎その他の買取品…
九谷焼を買取致しました。
こちらは九谷焼の作家で浅蔵五十吉さんの作品「野辺の憩い」です。
来年の干支の「牛」です。
三代浅蔵五十吉は、深香陶窯という窯元の三代目です。
初代、二代から受け継いだ色釉を使い、時にはプラチナ等も使います。
主に、素地は分厚いものを使い、絵柄の輪郭を掘り込み、立体感を出して重厚に仕上げます。
上絵付けだけではなく、成形も自分でこなしており、その造形は重厚でダイナミックです。
色合い深い釉薬の中でも、「茶」と「黄」が混ざり合った微妙な色が、「五十吉カラー」といわれています。骨董品買取の福岡玄燈舎では九谷焼買取致します。
◎その他の買取品…
今回は備前焼の作品紹介です。
下の写真もその一つで岡山の備前焼で五郎辺衛窯の作品でした。
備前焼は、「釉薬(うわくすり)(※)」を一切使用せず、絵付けもしないという究極にシンプルな焼き物。
1200〜1300度の高温で焼き、土の性質や、窯への詰め方、窯の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されます。一つとして同じ色、同じ模様にはならない、手作りの味わい深さが魅力で、使えば使うほどに味わいが増していくのも特徴です。備前焼は日本六古窯の一つに数えられ、千年の歴史を持つ。素朴で重厚な作風、土味の持つあたたかさ、使い勝手の良さで知られるが、最大の特徴は窯変 (ようへん) 。焼成時の窯の中の状態によって、焼き物の色や表面が変化するため、同じものが二つと生まれない。そのため、「土と炎の芸術」と呼ばれる。室町時代末期頃から茶人たちに愛され、茶道具が多く作られた。江戸時代には藩の保護のもと全国に広まり、昭和の初期「備前焼の中興の祖」と言われた金重陶陽 (かねしげ とうよう) や藤原啓、山本陶秀が人間国宝の指定を受けるなど、広がりをみせ現在に至ります。
作家一覧…安倍安人 市川透 浦上光弘 大岩智之 隠崎隆一 中村六郎 中原幸 原田拾六 馬場隆志
備前焼の人間国宝の方 金重陶陽(1896〜1967年)山本陶秀(1906〜1994年)伊勢崎淳(1936年〜)
江戸時代に衰退した備前焼を芸術性を高めて復活させた金重陶陽はその功績が称えられ、備前焼陶工初の人間国宝となりました。彼の意志は弟子たちに受け継がれ、その弟子からも人間国宝が輩出されています。
備前焼で有名な窯元(備前六姓)を紹介
木村家 金重家 寺見(森)家森家 大饗家 頓宮家 などが挙げられます。
買取で高く売れる備前焼ですが【作家物】です。作家が制作した作品です。20世紀から現在にかけて活動している作家の作品を総称して作家物と呼び、共箱(作家の直筆サインと作品タイトルが書かれている木箱)が無いと著しく評価が下がる傾向です。
なお備前焼の場合は古備前と呼ばれる事もあります。作家物とは異なり、制作者がハッキリしていなくても現代まで残っている歴史的な価値を重視した作品です。少なくとも100年以上経過している作品をいいます。作家物のように共箱という概念はありませんが、有名な蒐集家や作家などが制作した木箱(識箱とも呼びます)があると評価が高まる傾向です。ありがとうございました。骨董品買取の福岡玄燈舎では備前焼を買取ります。