■骨董品買取の福岡玄燈舎です。先日は骨董品買取で福岡市早良区にてアンティークな薩摩焼を買取しました。15代沈壽官の皿です。古い薩摩焼の沈壽官作品は煌びやかで上質な美術品が多く存在しています。
沈壽官の歴史ですが慶長三年(1598年)、豊臣秀吉の二度目の朝鮮出征(慶長の役)の帰国の際に連行された多くの朝鮮人技術者の中に、初代 沈 当吉はいた。沈家は、慶尚北道青松に本貫を置き、その一族は李朝四代世宗大王の昭憲王后を始め、領議政(国務総理)九人、左議政、右議政(副総理)、四人等を出した名門である。
薩摩焼の苗代川系(苗代川焼)に属し、初代・沈当吉の末裔である沈家の明治以降(第12代以降)の当主によって襲名されている。現在は十五代目沈壽官になっております。
骨董品買取の福岡玄燈舎では沈壽官作品や陶磁器買取り致します。ご自宅にある骨董品や茶道具,着物、油絵やおもちゃ、書道具や掛軸など福岡県内外で無料出張&買取致します。
◎その他の買取品…骨董品買取の福岡玄燈舎です。
今回は古い掛軸の買取で出張買取に出かけました。
査定したのは茶道具や書道具、切手や陶磁器のほかに斜視の掛軸が数点ありました。
そのほとんどは古美術品ではなく印刷や最近の物でしたが一本だけは通動くの1970年代の掛軸がありました。
中国絵画は文学や書との縁が深く、山水画の余白や画巻の巻末に絵の内容と関連する詩や文章(題賛、題跋)が書き付けられていることがしばしばある。西洋の絵画観では、絵画の余白に詩や文を書き込むということは、絵画の表現を詩や文が補っているということになり、造形芸術としての絵画の純粋性の放棄ということになりかねないが、中国の伝統絵画は西洋絵画とは全く異なった歴史的・文化的背景、異なった原理に基づいて制作されている。中国には「詩書画三絶」という言葉があり、詩作、書道、絵画の3つに通じていることは文人の理想であった。中国の文人には、親しい友人の旅立ちや再会など、機会あるごとに詩を作り、贈り合う習慣があった。題画詩(絵画の内容を表した詩)は詩の重要なジャンルであり、山水画や花鳥画には、しばしば同じ画面上に題画詩が書かれ、詩書画の3者が一体となって鑑賞された。骨董品買取の福岡玄燈舎では中国掛軸の買取をしております。お気軽にご連絡ください。
◎その他の買取品…今回はおりんのご紹介です。
先日は古い仏具を買取しました。未使用状態の良い仏具です。こちらのお宅は以前、仏具やさんを営んでおられたお宅で倉庫には未使用の仏壇や仏具など、びっしりありました。
全ては買取できませんでしたが仏具、仏像やおりん、厨子やお念珠など120点程買取させて頂きました。ありがとうございます。
その一つのおりんはもともとは禅宗で使われていた仏具ですが、現在はすべての宗派で使用されています。漢字では「鈴」や「輪」と表されますが、すずと区別をつけるために「リン」や「りん」のようにカタカナやひらがなで表記されることが多いです。名前の呼び方は宗派によって少し違いがあり、日蓮宗などは鈴(りん)、天台宗や浄土真宗では鏧(きん)、浄土宗では小鏧(しょうきん)、その他には鐘(かね)と呼ぶこともあります。おりんは叩くととても澄んだ美しい音を響かせるのが特徴で、その音は極楽浄土の仏様の耳にまで届くといわれています。また人々の邪念を払うともいわれており、仏様や先祖、故人への純粋な祈りや供養の心を、澄んだ音にのせて伝える役割を担っています。
おりんの製造で有名な富山県高岡市は、銅器のまちとして長い歴史を誇ります。1609年(慶長14年)に前田利長公が高岡に城を築いた際、河内丹南より鋳物職人(いものしょくにん)を連れてきたことで鋳物産業が盛んになり、以来400余年以上も続く地場産業となりました。なお、おりんの材質としては基本的に真鍮(銅と亜鉛が20%の合金)という金属です。リンの音色の伸びを本当に極めたい方は少し高級な「おりん」になりますが、佐波理(さはり)という材質の「おりん」があります。これは非常に音の伸びがあります。漢字は(沙張・砂張・紗波理)とも書きます。通常のリンの材質の「真鍮は銅と亜鉛が20%の合金」に対して、「佐波理は銅と錫(すず)の合金」です。この錫という素材が多ければ多いほど「おりん」の音色は良くなるとされていますが、あまり錫が多いと製造時に「おりん」が割れてしまう為、ギリギリまで錫を多く配合した佐波理が音色が良い「おりん」です。ありがとうございました。ご自宅に仏像や仏具はございませんか?丁寧な査定で評判の骨董品買取の福岡玄燈舎はご自宅にある 仏具など骨董品を無料出張&買取致します。お気軽にお問い合わせください。福岡県外でもご相談下さい。福岡市内県内は無料出張査定致します。