春画買取りました…この度、福岡市南区のお宅から骨董品出張査定のご依頼を受けました。こちらのお宅でもやはりお引越し前の不用品処分で骨董品の他にも絵画や古書などが山済みです。早速、焼物や掛軸、茶道具などを査定していくうち発見したのは明治期の「春画」です。春画とは今でいう殿方専門の本や絵画ですね。春画は江戸時代のエロ本と思われがちですが、 実は、性的な描写だけでなくユーモアもあふれていたので「笑い絵(笑絵)」とよばれていました。武士も庶民も大らかに楽しんだ美術品です。浮世絵の技法で髪結いの方や舞妓さん、女郎や一般のおかみさんなどがあらわな姿で描かれています。勿論殿方との絡むシーンばかりです。

春画買取ります

現在から見ると美術的なデッサンですね。色使いも天然色を使用し柔らかなタッチが多いのも特徴です。古書というよりは古美術、骨董品です。葛飾北斎の「海女と蛸」は19世紀後半にヨーロッパに渡り大きな話題を呼びました。さらに1672年頃に木版浮世絵を創始した菱川師宣は、生涯で手がけた作品の3分の1から半数が春画と目されています。その他には春画の巻物もあり約50枚ほどの浮世絵が貼り付けられていました。春画の屏風や版画もあります。これらの価値や相場は多種多様で作者名や状態でかなり左右されるようです。著名な作家や桐箱入りの物などは高価格で取引されています。大多数の方は古書で捨てたりしますが処分する前には一度確かめられ私ども骨董商にお声をおかけください。

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