骨董品買取の玄燈舎では個人宅のほか、寺院や宗教施設の仏像や古い物も買取り致します。
今回の骨董品査定は福岡市博多区の寺院関係のお宅より大量に買取した骨董品や
仏教美術品について書きます。
今回の仏像は石仏です。
下の石仏は割と小さ目で家の中や玄関にも置ける
インテリア的なものです。狛犬や招き猫、お地蔵さんの石仏や仏像が20点ほど。
上の写真は招き猫の珍しい石仏ですね。
あと足でからだを立て,片方の前足で手招きのポーズをしている陶製や張り子のネコ。人や財宝を招いて商売繁盛という縁起をかついで,客商売の家に飾られる縁起物の一種。そんな招き猫の仏像です。
ネコ好きの方にはたまらない骨董品です。
つぎのこの仏像はたぶん「狛犬」です。
私たちが神社の境内などでよく見かける狛犬は、だいたい石でできています。ところが古い時代の狛犬は、ほとんどが木でつくられています。それはなぜでしょう。平安(へいあん)・鎌倉(かまくら)という古い時代、神社やお寺で狛犬の置かれた場所といえば、門やお堂の中、つまり屋内でした。建物やそこにまつられる神像・仏像が日本ではほとんど木造なので、そこに置かれる狛犬も当然木でつくられたわけです。狛犬が屋外に置かれ、それにともなって、雨風にさらされても良いよう石造となるのは、もっとあとのことです。狛犬は狛(こま)(現在の朝鮮半島(ちょうせんはんとう))から来た犬だと考えたり、隼人(はやと)(むかしの九州南部(きゅうしゅうなんぶ)の人たち)が犬の声をまねて、天皇の警固したことにちなむと解釈したりしています。しかしその本当の起源は、仏像の前に2頭のライオン(獅子)を置いたことにあり、狛犬の形はそこから来ているのです。わたくしの実家には狛犬を2匹と田の神の石仏を2体飾っております。お顔を除くととても朗らかな表情をしておりついついなごみますね。
骨董品買取の福岡玄燈舎では仏像や石仏を買取り致します。お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…お寺の仏具買取りました。
ココではおりんや香炉、錫杖や尾ずしなど古い仏具を大量に買取させて頂きました。
少しずつブログに紹介いたします。
今回は「おりん」です。
こちらのおりんは銀製で「925」の刻印がありました。
小さ目のおりんですがとても大切に保管されていた様で状態も良い物です。銀製の他には純銀製や銅製の物がありますのでご自宅にあるおりんを確認下さい。
このおりんは少し大きめの銅製のおりんです。とても古く明治期の物だという事です。
丸型鏧子けいす台付の状態の良い仏教美術のお品です。
寺院用具のリンの周りの物には 鏧子(けいす)(磬子)、ふとん、丸金台、皮巻きリン棒、リン棒置台、銅鑼(どら)、妙鉢(みょうはち)、懺法太鼓(せんぼうだいこ)、妙鉢銅鑼カバン、鳴物カバン、銅鑼置台、妙鉢置台、懺法太鼓置台などもあります。
おりんは読経のときに鳴らす寺院仏具で、磬子(けいす)、大金(だいきん)、経金(きょうきん)、きんす、おりん、打ち鳴らし、かね、などと呼ばれています。
骨董品買取の福岡玄燈舎ではおりんや仏具を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
◎その他の買取品…先日から寺院の仏教美術品や法具の買取品を少しずつ
紹介させて頂いておりますがとあるお寺さん関係のご自宅で大切に保管されていたもので
今回、自宅の解体で檀家さんのご自宅を処分しました。
仏教美術品や仏画、仏像、掛軸や諸々の仏具が大量に買取りできたことに感謝いたします。
この写真は「鳴り物の銅鑼」です。
実際には鐃祓(にょうはち)祓と呼ばれます。
葬儀の時などによく使われます。鐃と祓は本来別物であったようですが、似ていたので混同され現在では鐃祓または祓と呼ばれています。シンバルの原形です。
この写真も鳴り物の一つの銅鑼です。
単体でも使いますが、鉢とペアで使うのが一般的です。鉢の間の手に銅鑼を打ちます。鍛造して鉦鼓より響きを良くしたものです。財産を使い果たすことを 「銅鑼を打つ」 といいますが、これはこの銅鑼が鐘の一種であることから、鐘をつく=金がつきる、にかけた言葉です。骨董品買取の福岡玄燈舎では仏教美術品買取ります。密教法具や仏画、仏像などお気軽にお問い合わせください。受付年中無休
◎その他の買取品…先日に引き続き福岡市博多区でのお寺の仏具について
書きます。今日は錫杖です。下の写真は仏具の錫杖で読経の際によく使用されるのを見かけますね。
錫杖は比丘(びく)十八物の一つで、修行僧が野山を巡業する時、猛禽や毒虫などの害から逃れるため、これをゆすって音を立てながら歩いた。錫杖は常に浄手(右手)に持ち不浄手(左手)に持つことを禁止されている。街に入ってからは、家々の門前にて乞食(こつじき)するときにこれをゆすって来意を知らせた。この歩きながら使うものを錫杖、また法要中に法具として使う短いものを手錫杖といい、その音色により『錫(すず)』の字があてられた。
巡錫に用いられる錫杖は、ほぼ等身で、杖頭部・木柄部・石突の部分に分かれる。杖頭部は仏像や五輪塔を安置し大環に小環を6個あるいは12個付ける。法要で用いる錫杖は、柄を短くしたものであるが、杖頭部が三股九環・四股十二環のものもある。当山では、錫杖は修行大師像に見られ、手錫杖は護摩祈願の中で使われている。
錫杖は宗教的な意味合いも多く持ち、仏具として様々な儀式にも使われました。
例えば密教の儀式である 護摩供養 では、柄の部分が短い手錫杖が儀式中に使用されています。また、手印・真言呪・観想などの方法で衆生に加護を与える加持祈祷でも錫杖が用いられています。葬儀や法事などで目にすることもあるかもしれませんので、その際は今一度錫杖の役割を思い返してみると良いかもしれません。骨董品買取の福岡玄燈舎では錫杖買取り致します。古い仏具などお気軽にお問い合わせください