竹籠、花入れの買取
福岡市中央区より古い茶道具や花入れ、籠、茶碗や鉄瓶など買いおり足しました。ありがとうございました。籠花入は、茶道における風炉の時季(5月〜10月)に使用されます。軽やかで涼しげなその姿は、日本の暑い気候の中でも気持ちを穏やかにしてくれます。茶道では、季節に準じた茶花を生けるのが定例です.籠花入のような竹工芸の品々は海外、特にヨーロッパにおいて人気が高まっているようです。素材を活かした繊細な技術は到底簡単に真似できるものではなく、そこが高い評価に繋がっています。
西洋文化にも通用する籠は、いつまでも私たちの心を豊かにしてくれますね。

花籠画像

籠の形について…
唐物籠(からものかご)… 室町時代に船で運ばれた宋・元代のものです。細かなデザインが施され、変化に富んだ口造り・胴・裾・手のつけかたなどの編み方が精巧で、芸術作品ともいえる造形をしています。
宗全籠(そうぜんかご)… 久田宗全(ひさだ そうぜん)自作の代表的な好み。女竹を使用し、底を長四角に、口は丸く編み上げて、口縁は真竹を廻して藤で止めます。
手のない籠花入は仙叟宗室(せんそう そうしつ)好みです。
唐人笠(とうじんがさ)… 最々斎竺叟(さいさいさい じくそう)好みの、籐を用いた唐人のかぶる笠に似た形の花入れ。
桂籠(かつらかご)… 胴が大きく張って丸みを帯び、口が窄(すぼ)んだ形をしています。利休が桂川の漁夫の魚籠(びく)から連想してつくったと伝えられています。
鵜籠(うかご)骨董品 買取鵜籠(うかご)… 鵜飼の鵜を入れて置く籠を連想して創られました。淡々斎の嗜好。
繭籠(まゆかご)… 淡々斎好で、兵庫県有馬の竹細工で編まれた繭形の籠。繭籠は本来、繭を取るときに使用する籠です。
加茂川籠(かもがわかご)… 又玅斎(ゆうみょうさい)好みの籠花入れ。京都の加茂川に並べられていた砂利などを入れた護岸用の蛇籠(じゃかご)からイメージされました。
時雨籠(しぐれかご)… 圓能斎鉄中(えんのうさい てっちゅう)好みの釣花入のひとつで、平竹組の傘を逆さにしたような形をしています。

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