茶道具の買取/萩焼茶碗
福岡市城南区より茶道具の茶碗や掛軸鉄瓶や茶釜など多数のお道具をお預かりいたしました。
この茶碗は十四代坂倉新兵衛さんの萩茶碗です。手に取るととてもしっくりとくる形や釉薬の具合が私にはぴったりの質感でしたので販売せず個人的に使用しております…
坂倉新兵衛茶道具の画像
坂倉新兵衛は昭和時代後期の陶芸家です。大正6年2月28日生まれで12代坂倉新兵衛の3男になりまことになりますす。長兄(13代追贈)の戦死で家業につき,昭和35年父の死で14代をつぐことになります。日本現代陶芸展や日本伝統工芸展などに入選し47年山口県指定無形文化財保持者となりました。
坂倉新兵衛の始まりは1604年に遡ります。 武将・毛利元就の命によって朝鮮から連れてこられた陶工・李勺光が萩城下で窯を築き、その後、初代坂倉新兵衛を名乗りました(正式に坂倉の姓を名乗るようになったのは6代目から)。
当初は朝鮮渡来の高麗茶碗に似た作品が焼かれており、これが萩焼の起こりとされています。以後、藩の保護を受けながら作陶を続けるものの、明治維新の変革によって多くの窯元が姿を消し、萩焼が衰退。苦境に立たされます。
そんな中、大正期に当主を務めた12代目がこの危機を救います。 12代目は当時流行っていた茶の湯と萩焼を結びつけ、茶道具のひとつとして再び萩焼の素晴らしさを世に広めることに成功しました。これにより、坂倉新兵衛を含む多くの萩焼の窯元が復興。12代目は“中興の祖”として崇められました。現在は新兵衛正治が15代目当主を務めており、積極的に海外での普及活動に取り組んでいます。国内での作陶活動も精力的に行っており、その技術力の高さや抜群の美的感覚が高く評価されています。
骨董品買取の福岡玄燈舎では茶道具の萩茶碗や掛軸、鉄瓶など買取り致します。お見積りだけでも構いませんのでお問い合わせください。

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