■福岡市東区からアンティークや骨董品があるから査定に来てとのご依頼があり伺いました。そこには陶磁器や茶道具などの骨董品が数点あり他には写真のプラモデルがありました。以前はおもちゃ屋を営んでおられやめたらしくその在庫の残りだそうです。段ボール箱10箱、約50点程の見積もりになりました。
昭和プラモデル

古いプラモデルはメーカーや状態、サイズ、種類によっても価格や値段、相場が全然違うのでご本人さんは全くわからないとの事でした。プラモデルは昭和初期日本にはまだ流入してきていなかったようです。すでに戦闘機を中心とした航空機の模型が存在していたそうです。昭和初期といえば折りしも太平洋戦争へ突き進んでいった時代。日本は軍国教育の真っ盛りです。そこで、航空思想を復旧させるための効果的な方法として、文部省は1939年(昭和14 年)、模型飛行機作りを奨励します。しかしながら、戦況の悪化や連合国による対日輸出物資の統制等で、模型の動力に使用されるゴムや鋼などの入手が難しくなり、模型店の苦難を強いられたという。そして迎えた終戦。進駐軍と共にプラモデルがやってきました。いくつかの国内模型メーカーは、この新たな舶来品に目をつけます。国産初のプラモデルを作ったのは『マルサン』というメーカーであると言われています。有名な「潜水艦ノーチラス号」の誕生ですね。 1958年の事でその後,イマイによる「サンダーバード」シリーズのヒットにより、キャラクターモデルという分野が確立しました。今回のプラモデルは車で人気の昭和の車がたくさんあるので高く売れます。高い査定額を提示して買取致しましたありがとうございます。骨董買取の福岡玄燈舎ではプラモデル買取ります。

◎着物や焼物、おもちゃ、切手などの骨董品の価値や相場が解らないとの事で詳しくお話して買取させて頂きました。その一つでアンティークな腕時計や壁に掛っている時計を査定しました。写真の掛時計はセイコー社のトランジスター時計です。昭和30年代の物で程度も良く元気で動いています。
昭和レトロな掛時計
トランジスタ時計とはトランジスタ発振回路によって振り子や天府を動かす無接点式の電磁時計です。故障が少なく,乾電池一つで長期間駆動する。比較的安価な掛時計で置時計に多く,キットなどで簡単に自作もできたようです。かつては先端技術でしたが,1960年代後半,より精度の高いクォーツ時計の台頭によ徐々に衰退します。1970年代後半から普及価格帯のクォーツ時計が販売されるようになると,市場から姿を消しました。称して(振子式)トランジスタ時計と呼ばれていますが、正確には振り子式トランジスタ電磁時計で、さらに厳密に呼ぶとアトー式なるものも付きます。アトー式はコイルが左右に分かれたタイプで、1つ(機能は2個分)のタイプを松下式と呼ぶそうです。このような時計ですが高価価格での買取ポイントはデザインがモダンな事と程度が良いことです。洋風なモダンな色使いや形、それに塗装の剥げやあダメージが少ない事、最後に動くという事です。

◎骨董品買取依頼でよく目にします漆器ですが 今回は「会津塗」です。漆器の中で一番有名なのは輪島塗ですが会津塗も評判がいいです。会津塗とは室町時代、この地方で力のあった一族が、漆の木を植えることを奨励したのが始まりです。安土桃山時代に、近江の武将が会津を支配することになり、近江の漆器職人を呼び寄せ、その技法を会津に広め、漆を使った工芸の養成と技術の進歩を図ったため、会津の漆器作りは一気に産業化されました。その後、京都から蒔絵技術を取り入れ、着実に発達し広まっていった会津塗は、江戸時代中期には幕府の許可を得て、海外輸出を試みるまでになりました。
漆器買取

製造工程において、お椀等の丸物とお盆・文庫等の板物に分類され、松竹梅と破魔矢を組み合わせた模様は会津絵と呼ばれています。会津塗の特徴は、縁起の良い意匠や多彩な加飾の美しさです。また、他の産地の漆器より溝を細かく浅く彫るので、装飾からは柔らかな表情を感じることができます。江戸時代では黒・朱・青光(緑)の色が多く使われていましたが、近代になると赤茶のうるみやオレンジ色の洗朱(あらいしゅ)も用いられるようになり、限られた色数の中から考案された配色も見所になりました。上塗りには、錆漆(さびうるし)を施して鋳物のような渋みのある「鉄錆塗(てつさびぬり)」、もみ殻で模様を作る「金虫喰塗(きんむしくいぬり)」などの技法が施されます。他にも木目の美しさを引き出した「木地呂塗(きじろぬり)」、油を加えて光沢を出す「花塗(はなぬり」」などの様々な上塗り技法があり、それぞれ高度な技術が要求されます。加飾では、漆をたっぷり含ませた筆で描き、乾燥の具合を見ながら金粉の最も細かい消粉を真綿で蒔きつける「消粉蒔絵(けしふんまきえ)」が会津塗を代表する技法です。骨董品業界の中で価値や価格、相場の高い物はやはり蒔絵の高い物や塗の厚い物、木製の物、状態が良く欠けや変色のない物が高価買取ができます。

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