■赤松麟作(あかまつりんさく)

赤松麟作(1878-1953)は、津山市に生まれました。大阪で山内愚僊に油絵を学んだあと上京し、開設されたばかりの東京美術学校西洋画科を卒業します。第6回白馬会展(1901年)に出品した《夜汽車》(東京藝術大学蔵)が白馬会賞を受賞して、高い評価を受けました。
1904年に大阪朝日新聞社の挿絵記者として入社したあと、1908年には梅田で赤松洋画塾を開きます。関西洋画界の指導者として尽力しました。1926年、大阪市心斎橋の丹平ハウスに赤松洋画研究所を開きます。
赤松麟作の絵画は油絵以外でも才能を発揮。大阪三十六景の木版画集、ペン画の水彩画など。作品「四ツ橋から」はレトロなタッチで、戦前の大阪四ツ橋から望んだ懐かしい風景画です。ノスタルジーな色使いとデザインで個人的にはとても好きな画家です。
赤松は師事した山内愚僊と黒田清輝、また赤松が模写した西洋絵画(ルノワールとコロー)、そして構図や筆致に関連が見られる日本画をも視野に入れます。その画風は外光派(印象派)の影響を強く受けていたようです。生前から「人物の赤松」と評され、人物画を得意としていました。

◎作品紹介

孔雀 1894年
読書 1901年
池 1898年
裸婦 1900年
夜汽車 1898年
水鳥のいる風景 1903年
翁 1913年
土佐堀川 1917年
スフィンクス 1918年
裸婦 昭和初期
鳩 1928年
琵琶湖 1929年
白糸の滝 1932年
雨後(芦ノ湖) 1934年
明治天皇津村別院行幸図 1994年
白い扇 1941年
奈良の鹿 1944年
友達 1948年
赤い着物 1948年
自画像 1948年
やっとこどっこい 1949年
大王岬 1950年
夕照の高津神社舞台 1950年
海  などなど


 

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