■麻田鷹司(あさだたかし)

麻田 鷹司は1928年(昭和3年)8月8日生まれの画家です、父は日本画家の麻田辨自で、弟は洋画家の麻田浩です。義弟は、国文学者・万葉学者の佐竹昭広、本名は麻田 昂です。
1967年に法隆寺金堂壁画再現事業に参加するなど、戦後日本画界を代表する画家として活躍しました。初期から一貫して日本の風景を描き続けましたが、特に那智の滝や佐渡、厳島、松島など古くから繰り返し描かれてきたいわゆる「名所」を題材にした数多くの作品を残しました。晩年には出身地の京都を主に描いています。京都の自然は人々が長い時間をかけて培い、守ってきたものであるので京都にこだわる必要があったようです。作風は何か遠くを見つめているような淡いしかももやがかかっていそうな古の日本風受けが多いと感じました。京都の名所も現代では決して感じないような懐かしい色彩を使用していますね。ノスタルジックなカラーの多い作家さんだと思います。

麻田鷹司作品画像(略歴)

1928年
昭和3年
京都市に生れる。本名は昂(たかし)。

1948年
昭和23年
第1回創造美術展に「鷹司」の画号で入選。

1949年
昭和24年
京都市立絵画専門学校日本画科卒業。

1951年
昭和26年
創造美術の準会員となる。

同年、新制作協会日本画部に移り、その会員となる。

1954年
昭和29年
第1回現代日本美術展(毎日新聞社主催)に選抜出品。

1960年
昭和35年
第1回個展を東京画廊(東京・銀座)で開催。

1967年
昭和42年
法隆寺金堂再現模写事業に従事。

1970年
昭和45年
武蔵野美術大学教授をつとめる。

1974年
昭和49年
創画会結成とともに会員となる。

1979年
昭和54年
麻田鷹司-今日と明日-展を東京銀座・松屋で開催。

1986年
昭和61年
麻田鷹司展を何必館・京都現代美術館で開催。

1987年
昭和62年
死去。享年58。

 

◎作品紹介

「夏山」京都国立近代美術館蔵
「蜻蛉尻町」
「小太郎落」東京国立近代美術館蔵
「雲烟那智」京都市美術館蔵
「風濤」(佐渡)武蔵野美術大学蔵
「鴨東東山図」
「天橋雪後」何必館・京都現代美術館蔵
「竹生島」国際交流基金蔵
「厳島図」何必館・京都現代美術館蔵
「宗像杜沖島」福岡県立美術館蔵
「満開御車返」何必館・京都現代美術館蔵
「陸中海巌靄然」


 

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