■浅井忠(あさいちゅう)

浅井忠は、1856年江戸時代は安政3年に生まれた洋画家です。 佐倉藩の藩士の長男として生まれましたが、幼い頃から絵の才能があり、佐倉にいた頃は日本画を学んでいます。 そして17歳のときに上京して洋画を学ぶようになり、イタリアの画家アントニオ・フォンタネージに師事します。 師はバビルゾン派の影響を受けた画家で、浅井忠もその影響を受けております。また日本初の本格的洋画団体として「明治美術会」を結成しました。 明治美術会展に出展された絵画「春畝」や「収穫」は浅井の代表作品で、1898年に浅井は東京美術学校の教授に任命され、1900年には文部省から洋画研究のため2年間のフランス留学をします。フランス留学のときに、浅井は印象派の絵画に影響を受け、アール・ヌーボーに感銘を受けました。 この時期の作品として「グレーの秋」があります。浅井は梅原龍三郎、安井曾太郎など後に日本を代表する作家を輩出しました。

◎作品紹介

「収穫」
洋画の評価を高めるために開いた展覧会で出品した作品であり、現在、国宝・重要文化財に指定されている最高傑作のひとつです。 明治中期において大流行した、黄褐色を主とした「脂派(やには)」と呼ばれる作風で描かれています。

「春畝」
優美かつ重厚な自然風景を描いた、1888年の作品です。 早春の麦畑で農作業に励む、農夫の家族の何気ない日常を題材としています。 第一回明治美術会展に出品された作品であり、現在は重要文化財に指定されています。
そのほか、「藁屋根」「グレーの秋」などが代表作として知られています。


 

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