■岸田劉生(きしだりゅうせい))

岸田劉生は当時有名であったジャーナリストの岸田吟香の子として1891年に生まれました。その後、1908年に東京の白馬会葵橋洋画研究所に入り、洋画の基礎を学びます。この頃、文芸雑誌『白樺』で有名な武者小路実篤、志賀直哉らの文化人と交流を持ち始め、徐々にセザンヌやデューラーなどのポスト印象派、バロックなどの西洋画家から影響を受けます。1912年(明治45年)、高村光太郎・萬鉄五郎・斎藤与里・清宮彬・木村荘八らとともにヒュウザン会を結成、第1回ヒュウザン会展には14点を出品します。これが画壇への本格的なデビューといえるようです。鏑木清方に日本画を学んで同展覧会を観覧に来ていた小林蓁(しげる)と翌年7月に結婚をします。尚、挿絵や装丁も手掛けるようになります。さらに関東大震災後、京都に居を移すと、宋元画や浮世絵などを集中的に研究し、日本画の制作に取り組みました。

岸田劉生作品画像

生涯渡欧することなく、38年という短い人生において、実に濃厚かつ多彩な作風を展開した画家でした。1915年から20年代にかけて、『道路と土手と塀』、『麗子像』など次々と作品を制作し、中でも『麗子像』は岸田の最高傑作と言われ、1971年に重要文化財に指定されました。この作品は切手でもご存じの方も多いのでないでしょうか?わたしも小学生のころ切手を集めており懐かしさも感じます。ただ当時は顔が怖くアあまりじっと見てはいませんでした。ありがとうございました。

◎作品紹介

B.L.の肖像(バーナード・リーチ像)
道路と土手と塀(切通之写生)
古屋君の肖像 (草持てる男の肖像)
壺の上に林檎が載って在る
近藤医学博士之像


 

電話

[福岡市内外全域および各地域の買取エリア]
福岡市中央区|南区|博多区|城南区|早良区|東区|西区他 [福岡北九州市全域] 八幡東区|八幡西区|小倉北区|小倉南区|戸畑区|若松区|門司区他 [福岡県内一円] 福岡県うきは市|みやま市|三井郡|三潴郡|福岡県中間市|久留米市|京都郡|福岡県八女市|八女郡|古賀市|嘉穂郡|福岡県嘉麻市|大川市|大牟田市|大野城市|太宰府市|福岡県宗像市|宮若市|小郡市|春日市|福岡県朝倉市|朝倉郡|柳川市|田川市|田川郡|福岡県直方市|福津市|筑後市|筑紫郡|福岡県筑紫野市|築上郡|糟屋郡|糸島|行橋市|福岡県豊前市|遠賀郡|鞍手郡|福岡飯塚市他[その他、近隣地域] 佐賀県全域|長崎県全域|大分県全域|熊本全域|鹿児島県全域|宮崎県一部|山口県全域他 ■掲載外の福岡の地域もお気軽にご相談ください。

■買取品目

 

電話

「骨董品買取の福岡玄燈舎」

〒818-0068 福岡県筑紫野市石崎2-6-25(A)

☎050-3569-2100

【電話受付】9:00~19:00

【店舗営業】不定休ですのでご来店前にご連絡ください。

★古物商許可証 第909990038581