■池田遥邨(いけだようそん)

池田 遙邨は、倉敷市出身の日本画家です。本名は池田 昇一といい長男は同じく画家の池田道夫です。
1910年(明治43年)大阪の松原三五郎が主宰する天彩画塾に入門し洋画を学びます。そして1914年(大正3年)第8回文展に水彩画「みなとの曇り日」が入選します。わずか18歳での入選が話題となり天才少年画家として名声を得ています。

池田遥邨
京都市に移り竹内栖鳳の画塾・竹杖会に入門します。ここから日本画を学び始めて行きますが、第1回帝展に「南郷の八月」が入選をする快挙を成し遂げます。一度は故郷の倉敷に帰郷し、画作研究に没頭する日々を送ります。 それから、多くの賞を受賞し続けます。1928年の第9回帝展では「雪の大阪」が特選、さらには、1930年の第11回帝展「烏城」も、特選を受賞していくことになるのです。結果的に文化功労賞も受賞し、倉敷市名誉市民として評されています。その後、歌川広重に傾倒したり、晩年に限っては、種田山頭火に傾倒しており、俳句モチーフの作品も多く生み出していたといいます。彼の作品を見ると確かに多岐にわたる芸術や雅楽などを肌に触れていたことがわかります。上の作品も私の好きな作品の一つですが夕焼け、朝焼けどちらともとれるような情緒あふれる画風ですが色遣いが洋風でポップなのでとても親しみやすい作品でした。ありがとうございました。

明治28年 岡山県倉敷市に生まれる。
明治45年 松原三五郎に師事洋画を学ぶ。
大正 8年 小野竹喬を頼って京都にでる。
竹内栖鳳の画塾竹杖会に入る
昭和11年 京都市立絵画専門学校助教授
昭和35年 日本芸衛院賞受賞
昭和51年 日本芸術院会員
昭和59年 文化功労者表彰
昭和62年 文化勲章受章

◎作品紹介

「颱風来」
1921(大正10)年

「災禍の跡」
1924(大正13)年

「昭和東海道五十三次 東京 日本橋」
1931(昭和6)年

「雪の日」
1929(昭和4)年

「法被を着た自画像」
1952(昭和27)年

「幻想の明神礁」
1952(昭和27)年

「森の唄」
1954(昭和29)年

「石」
1957(昭和32)年
他…


 

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