■岩橋英遠(いわはしえいえん)

岩橋は屯田兵の二世として滝川村江部乙(現滝川市江部乙町)に生まれ、苦労のすえ日本画家として大成し、文化勲章を受章した画家です。故郷を愛した画家で、北海道の風景を描いた作品を多く残しました。代表作「道産子追憶之巻」は故郷江部乙の四季と昼夜の移り変わりを描いた29メートルもの大作で、収蔵する北海道立近代美術館で最も有名な絵と言われています。
幼少期、彼は北辰尋常高等小学校を卒業後、農業を手伝いながら独学で絵を描きますが21歳で上京、山内多門の画塾に入ります。師の死後は安田靫彦門下となり院展同人として活躍し、日本画新時代の一翼を担うほどになります。また洋画の手法も取り入れつつ、独自の自然観照による写実的でありながら幻想的でもある印象のある絵画世界を創造し続け、亡くなるまで日本画壇の重鎮として活躍した。東京芸術大学教授、日本美術院理事を経て、日本芸術院賞、1981年日本芸術院会員、1989年に文化功労者、1994年には文化勲章を受章しています画家です。子の作品も息も凍るほどの寒気がかじられますが山々は凛として堂々とした迫力のある作品ですね。山のふもとの靄も優しく描かれ空の色も淡いピンクで日本画の独特の色遣いもありますね。私も大好きな画家のひとりです。ありがとうございました。
岩橋英遠

◎作品紹介

『陸軍記念日の村の小学校』(1928年)
『新宿うら』(1934年)
『店頭囀声』(1936年)
『駅(青梅口)』(1937年)
『歴史』(1940年)
『猫』(1941年)
『砂丘』(1949年)
『明治』(1950年)
『眠』(1951年)
『庭石』(1953年)他多数


 

電話

[福岡市内外全域および各地域の買取エリア]
福岡市中央区|南区|博多区|城南区|早良区|東区|西区他 [福岡北九州市全域] 八幡東区|八幡西区|小倉北区|小倉南区|戸畑区|若松区|門司区他 [福岡県内一円] 福岡県うきは市|みやま市|三井郡|三潴郡|福岡県中間市|久留米市|京都郡|福岡県八女市|八女郡|古賀市|嘉穂郡|福岡県嘉麻市|大川市|大牟田市|大野城市|太宰府市|福岡県宗像市|宮若市|小郡市|春日市|福岡県朝倉市|朝倉郡|柳川市|田川市|田川郡|福岡県直方市|福津市|筑後市|筑紫郡|福岡県筑紫野市|築上郡|糟屋郡|糸島|行橋市|福岡県豊前市|遠賀郡|鞍手郡|福岡飯塚市他[その他、近隣地域] 佐賀県全域|長崎県全域|大分県全域|熊本全域|鹿児島県全域|宮崎県一部|山口県全域他 ■掲載外の福岡の地域もお気軽にご相談ください。

■買取品目

 

電話

「骨董品買取の福岡玄燈舎」

〒818-0068 福岡県筑紫野市石崎2-6-25(A)

☎050-3569-2100

【電話受付】9:00~19:00

【店舗営業】不定休ですのでご来店前にご連絡ください。

★古物商許可証 第909990038581