■金重素山(かねしげそざん)

1909-1995 昭和-平成時代の陶芸家です。
明治42年3月31日生まれ。兄とともに戦後の備前焼再興につくします。そして織豊時代の緋襷(ひだすき)を電気窯で再現し,おもに茶陶を制作しました。本名は七郎左衛門といいます。茶陶の第一人者として作品は厳しさの中に格調高い品性が満ち溢れており、 気に入らない作品は世に出さなかったともいわれています。 鮮やかな緋色を見せる緋襷は桃山陶を超える独自の世界を切り拓き、 備前焼以外にも信楽、志野、瀬戸、唐津、粉引等も手掛けました。 日本現代陶芸界の頂点に位置する重鎮であり、 「備前焼中興の祖」と仰がれる兄・金重陶陽に匹敵する人物は素山をおいて他にいません。天才陶工と呼ばれた兄・金重陶陽先生の助手としてキャリアをスタートさせ、備前の名工として人々に愛される作品を手掛けた金重素山です。
湯呑買取
1909年 岡山県和気郡伊部村に備前焼窯元 金重楳陽の三男として生まれる
1927年 兄・金重陶陽の助手として窯詰窯焚をつとめる
1951年 陶陽窯を離れ、大本教本部内亀岡の「花明山窯」に奉仕
三代教主・出口直日の指導ならびに助手を務める
1959年 大本教本部綾部の「鶴山窯」に奉仕
1964年 岡山市円山に登窯を築窯
1966年 電気窯による緋襷焼成を完成させる
1967年 大本教梅松館工房開きに際し、石黒宗麿、金重陶陽らと作陶する
1974年 山陽新聞社文化賞受賞
1982年 伊部に「牛神下窯」築窯
1983年 岡山県指定重要無形文化財保持者に認定される
1990年 伝統文化保存振興貢献により、文化庁長官賞受賞
1991年 岡山県文化賞受賞、勲四等旭日小綬章授章
1994年 三木記念賞受賞
1995年 備前市功労賞受賞。肺炎のため86歳で死去


 

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