アンティークなガラス買取致します!
■ガラスは昔から実際に食器として使用される他にもインテリアや装飾品としてのガラスやアクセサリー、建築資材の板ガラスやステンドグラスなど多用途に使われていました。中でも私ども骨董やアンティーク商にとっても古いガラスは貴重な物です。
少しお話いたしますが最初にガラスが作られたと考えられている場所は、西ヨーロッパの人達によって「古代オリエント」と呼ばれている地方です。 紀元前1世紀ころ、「吹きガラス」の技法が発明されました。発明されたのは、古代シリアと考えられています。吹きガラスは、細い鉄のパイプの先にとけたガラスを付け、息を吹き込んでガラスをシャボン玉のようにふくらませる方法で、いまでもガラスの成形、とくにびんや容器の製造に使われています(大量生産の場合は、もちろん機械化されています)。ローマ時代には、ガラス製造は西ヨーロッパにひろがり、チェコ、ドイツ、ベルギー、フランス、イギリス、スペインなどに伝わり、それぞれに発展していきました。私たちになじみのある和ガラスの歴史は約2千年くらい前から作られていた様です。古墳時代には明らかに輸入品とわかるガラス器などが多く発掘されるようになります。飛鳥・奈良時代(7~8世紀)になると、さらに多くのガラス製品が、上流階級で使われるようになります。有名な正倉院に納められている数々のガラス製品に、その当時の状況を見ることができます。カットを施したガラス器などは輸入品ですが、小さなガラス製品、飾り具などは国産品と思われます。
この時代に大量のガラス玉が日本で作られていたことが分かっています。後に天文18年(1549年)、フランシスコ・ザビエルが来日し、後に山口の領主、大内義隆にガラス器、鏡、めがねなどを贈ってキリスト教布教の許しを求めたことに始まりました。その後、海外との交流の結果、多くのガラス製品が輸入され、また、日本でも盛んにガラスが作られるようになりました。大正時代から明治期にかけて他方面で作られ使用されてきました。電気の笠やガラスコップ、ホヤ、窓ガラス、ランプや文房具、食器などに使用されるようになりました。
◆最近の買取事例…
■その他の買取例を紹介いたします。
★ガラス食器
◎「バカラ アルクール」を買取りました。バカラは、フランスのロレーヌ地方、バカラ村に誕生しました。バカラは製作したグラスの30-50%をバカラの水準に達しない商品として破棄しています。製造された商品のうち消費者の手に渡るのは6~7割。残りは品質基準の高さゆえに破棄されてしまう。そしてフランスの「M.O.F.」(フランス最優秀職人)を50人以上輩出しています。またバカラにはB級品は存在しません。そしてアウトレットも存在しません。バカラの厳しい水準をクリアしたグラスの中にも、ハンドメイドの特徴ともいうべき、「気泡」や「ガラスのヨレ」、「厚みのムラ」などの製造時の誤差が見られるものがありますがしかしその製品自体はB級品ではありません。逆にそのようなものを見つければお買い得ではありますので、気にならなければ手に入れるのもよいかもしれません。
★和ガラスの氷皿
◎氷皿買取りました。このガラス皿は昭和初期の物で気泡やバリが沢山ある手作りの良さを残している氷皿です。
この時代には機械も未だ素朴で出来上がった製品も均一ではありませんでした。そのことが幸いし現代では人間味があふれる暖かな逸品といわれ重宝されています。元々、駄菓子屋や小さな食堂で使われてきた氷皿ですが今ではかき氷を入れるよりも光を通すととても綺麗なガラスなのでコレクションケースなどに入れて美しさを楽しむようになりました。
★ステンドグラス
◎ステンドグラス買取りました。骨董品の買取で度々、古いお家に伺いますがこのステンドグラスは大正時代の洋館に付いていたものです。イギリス製で1800年代のアンティーク物と判りました。ステンドグラスは一般的に教会にあって宗教的なもの、というイメージが強いと思いますが、今では公共建築物や学校、病院、お店、個人住宅等にもデコレーションとしてたくさん見られるようになりました。使われ方も様々で、従来の窓の役目から、照明としての天井や床など、いろいろな所に入っていたりします。和風のお家でもポイントで明り取りに採用している所がありとても素敵に取り入れていました。
◆アンティークのガラス製品を売る際によくある質問
Q1: アンティークのガラス製品の価値を判断する方法は?
A1: ガラス製品の価値は、製造年代、製作者、デザイン、保存状態、希少性などによって異なります。専門家の鑑定を受けるか、オークションやアンティークショップ、骨董品店での価格を参考にするのが一般的です。最近では「◎◎鑑定団」などもあり興味を持って見られるのをお勧めいたします
Q2: ガラス製品の傷や欠けが価値に影響しますか?
A2: はい、傷や欠けは価値に大きく影響します。特に目立つ損傷や修復跡がある場合、価値は大きく下がる可能性があります。ただし、希少なアイテムであれば、多少の損傷があっても高値で取引されることもあります。現に当店では江戸時代の和ガラスが手元にありましたが数十万円で売却されました。
Q3: どこでアンティークのガラス製品を売ることができますか?
A3: アンティークショップ、オークションハウス(読売オークションなど)、オンラインオークションサイト(eBay、Yahoo!オークション)などで売ることができます。また、専門の買取業者に相談するのも良い方法です。
Q4: ガラス製品の正しい取り扱い方法は?
A4: ガラス製品は非常に繊細なので、取り扱いには十分注意が必要です。柔らかい布や手袋を使って触れることをお勧めします。また、洗う際にはぬるま湯と中性洗剤を使用し、硬いブラシや粗いスポンジは避けてください。
Q5: アンティークのガラス製品に証明書が必要ですか?
A5: 必須ではありませんが、証明書があると価値が高まることがあります。特に有名な製作者やブランドの作品であれば、証明書があることで信頼性が高まり、売却時に有利になるでしょう。例えば1900年代のガレやドュゲなどは贋作も多いので証明証
Q6: どうやってガラス製品の製造年代を調べることができますか?
A6: ガラス製品の製造年代は、デザイン、製法、刻印などから推測することができます。専門書やインターネットのリソースを参考にするか、専門家に相談するのが確実です。
Q7: アンティークのガラス製品の市場価値はどのように変動しますか?
A7: 市場価値は需要と供給、流行、経済状況などによって変動します。特定のデザインや製作者の作品が人気を集めると、一時的に価値が上昇することがありますが供給過多になると安くなりますね。その為、定期的に市場の動向をチェックすることが重要です。
Q8: 売却前にガラス製品を修復すべきですか?
A8: 修復は慎重に検討する必要があります。不適切な修復は価値を損なうことがありますので、修復を行う場合は、信頼できる専門家に依頼することをお勧めします。修復前後の写真を保存し、修復内容を明示することも大切です。なるべくならそのままの状態で業者に鑑定してもらうのがお勧めです。
■最後に…家の中のどこに眠っている?お宝を発掘しましょう!
殆どのガラス製品は忘れ去られて家の中のどこかの場所に収められています。
可能性が高い場所は…
①押し入れ…着物や洋服などと一緒に収められているので状態の良いガラス製品が箱入りで眠っています。
②戸袋…とても古い骨董やアンティーク品が良く出てくる場所です。埃や汚れも溜まっていますがガラス製品は箱に包まれて眠っているのを見かけます。
③倉庫や蔵…今まで見たことのない古い時計や骨董品が良く出てくる場所ですね。状態はまちまちです。
④中二階、隠れ部屋…この場所からは超高額なアンティークや骨董品などのお宝が良く出てくる場所ですがほとんど改築されていたり片付けられている秘密の場所です。
アンティークガラス買取の流れ
■まずはお電話下さい。日時をご相談します。
商談成立して終了です!
★わからない事や聞きたい事などなんでも気軽に下の「LINE」からでも問い合わせできます。
勿論、骨董やアンティークもコチラから写真査定できます。(24時間OKです!)
■その他の買取品目
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