【アンティークの買取/福岡・骨董品】

〇アンティーク、レトロ、ビンテージの定義…

一般の方は古い物のどれが骨董品かアンティークかどこまでがレトロなのか判りません。そこで少しお話いたします。

基本的には「骨董品」と言えば日本の皿や壷、掛軸などを想像しますね。その他にも銅や銀製の置物、発掘品、仏具仏像などの仏教美術品などもあります。他には版画や刀などの武具、象牙や珊瑚などの貴重品などもあげられます。時代も室町時代から明治初期あたりの日本の物を指して言います。ギャラリーや美術館に収められるものは古美術品と言われ大名級の物や国宝級の物が該当いたします。

一方、西洋アンティーク品とは約100年ほど経った美術品や工芸品、たとえば食器やカトラリー、時計や陶磁器、玩具、人形、家具、顕微鏡や文房具など西洋の物を指して言われることが多いです。生活に密着した懐かしい雑貨や調度品が多く、造りや材料も豊かな時代だったので優秀な物が多いと言われています。

そしてレトロな物と言われるものは日本、外国の物を問わず第二次世界大戦後の物を指して言われます。ブリキのおもちゃやソフビ、ボンボン時計やカメラ、マンガ雑誌や真空管ラジオ、蓄音機、ラジカセ、ミシンなどが挙げられます。昭和20年位の物から昭和40年代位の物でしょうか？このころから大量生産品が台頭してきてポップな物やオシャレなものが大量に安い材料で生産されます。車や雑貨、家具などは庶民向けに大量に生産されて国が豊か？になった時代でした。

最後にビンテージ物と言われるものです。これは１９５０年代位から１９８０年代くらいの物で時代の幅も広く洋服から食器、玩具、楽器、に至るまで多種多様なものに当てはまります。ただ一点だけ注意することは今では生産中止でしかもプレミアがついている品物、数が極端に少ないレア物…という風に定義されています。しかしながら古い物の楽しみ方はそんなカテゴリーにとらわれず自分の好きな物やインスピレーションで集めて物のストーリや時代性を楽しまれる方が良いかと思われます。玄燈舎ではビンテージのバイク買取も行っております。

■西洋アンティークとは…

●当店で良く取り扱うアンティークは明治期から昭和４０年代までの古物や昭和レトロな物が満載です！とても懐かしくて子供のころに見覚えがある物ばかりだと思います。まだ家のどこかに眠っている品物もあるのではないでしょうか？

◆よくある質問や注意点…

　　

• Q: 古くて使っていないものが全てアンティーク品になるのですか？

• A: いいえ。アンティーク品には、ある程度の価値や歴史的背景が求められます。単に古いというだけでは、アンティーク品とはみなされないことが多いです。
• Q: アンティーク品の価値はどうやって決まるのですか？
  • A: アンティーク品の価値は、その年代、製作者、材質、状態、希少性など、様々な要素によって決まります。
• Q: 自分でアンティーク品の価値を調べることはできますか？
  • A: 一定程度は可能です。インターネットで調べたり、専門書を読んだりすることで、ある程度の知識を得ることができます。しかし、正確な価値を知るためには、専門家の鑑定を受けることをおすすめします。
• Q: アンティーク品を売るのに必要なものは何ですか？
  • A: 買取の際には身分証明書が必要ですがそのほかはアンティーク品そのものに加えて、購入時の証明書や鑑定書があれば、より高値で売れる可能性があります。

アンティーク品を売る方法

• Q: アンティーク品はどこで売るのが良いですか？
  • A:
    • 古物商: 専門知識を持った古物商に買い取ってもらうのが一般的です。
    • リサイクルショップ: 一部のリサイクルショップでは、アンティーク品も付加価値をプラスしないで中古品として査定をするお店もあります。
    • インターネットオークション: ヤフオク!やメルカリなどのインターネットオークションで出品することも可能ですが貴重なものや本物、高価なものはお勧めできません。
    • 骨董市・蚤の市: 地域で開催される骨董市や蚤の市に出店するのも良いでしょう。
• Q: アンティーク品を売る際の注意点は何ですか？
  • A:
    • 相場を調べる: 同じような品物がどのくらいの値段で取引されているか、相場を調べておくことが大切です。その他、相見積もりも必要な場合もあります。
    • 交渉力: 値段交渉は、売る上で重要な要素です。
• Q: 税金はかかるのですか？
  • A: 一般的に、高価なものは譲渡所得税がかかる可能性があります。専門家に相談することをおすすめします。

★アンティーク品を売る前に準備することは何ですか？

• 清掃: ほこりや汚れをきれいに拭き取りましょう。
• 修理: 破損している場合は、修理してから売る方が高値で売れる可能性がありますが時代の味を損なう場合がありますので不安な場合は査定される骨董品店に相談してください。

◆

我々、骨董品店がアンティークや骨董を査定する際、以下の点に特に注目します。

1. 年代と時代背景

• 制作年代: いつ作られたものか。年代によって価値が大きく変動します。
• 時代の特徴: その時代の様式や流行、技術を取り入れているか。
• 歴史的背景: 歴史的な出来事との関連性や、その時代を象徴するアイテムであるか。

2. 作者

• 作家: 誰が作ったものか。有名な作家や人気のある作家の作品は高値がつく傾向にあります。
• 窯元: 陶磁器の場合、どの窯元で作られたものか。窯元によって価値が異なります。
• 銘: 作者や窯元の銘があるか。銘によって真贋を判断できる場合があります。

3. 材質

• 素材: 何で作られているか。材質によって価値が異なります。
• 産地: どこの産地の素材が使われているか。産地によって価値が異なります。

4. 状態

• 保存状態: 経年劣化、傷、汚れ、修復歴など。状態が良いほど高値がつきます。
• 完全性: パーツが揃っているか。欠損部分がある場合は価値が下がります。
• オリジナルの状態: 改修や修復が加えられていないか。オリジナルの状態が保たれているほど高値がつきます。

5. 希少性

• 生産量: 多く作られたものか、少ない数しか作られなかったものか。希少性が高いほど高値がつきます。
• デザイン: 他の作品と比べて特徴的（おもしろい）なデザインであるか。
• テーマ: 特定のテーマやモチーフを持っているか。（作品名や表題）

6. 付属品

• 箱: オリジナルの箱があるか。
• 証明書: 鑑定書や購入証明書があるか。
• 関連資料: その作品に関する資料があるか。

7. 市場の動向

• 人気: 現在、市場でどれくらいの需要があるか。購入時に高く買ってるので高く売れるとは限りません…
• 相場: 似たような作品がどのくらいの価格で取引されているか。

8. 鑑定書

• 鑑定機関: どの機関が鑑定を行ったか。
• 鑑定結果: 鑑定書の内容は信頼できるか。

★これらの要素を総合的に判断できる骨董品の買取業者を選びましょう。

• 時代考証: 時代考証に基づいた判断
• 専門知識: アンティークや骨董に関する深い知識
• 経験: 多くの鑑定経験

■家の中のどこに眠っている？お宝を発掘しましょう！

殆どのアンティークは忘れ去られて家の中のどこかの場所に収められています。
可能性が高い場所は…
①押し入れ…着物や洋服などと一緒に収められているので状態の良いアンティークが眠っています。
②戸袋…とても古い骨董やアンティーク品が良く出てくる場所です。埃や汚れも溜まっていますが代々受け継がれたものはよく新聞に包まれて眠っているのを見かけます。
③倉庫や蔵…今まで見たことのない古い時計や骨董品が良く出てくる場所ですね。状態はまちまちです。
④中二階、隠れ部屋…この場所からは超高額なアンティークや骨董品などのお宝が良く出てくる場所ですがほとんど改築されていたり片付けられている秘密の場所です。