江戸切子

薩摩切子、江戸切子を買取ります!

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■薩摩切子と江戸切子…

〇薩摩切子は藩レベルでの産業として発展致しました。そして主に海外との交易用、鑑賞用に作られていたようです。デザインでは色被せガラスに厚みがあり、重厚感があります。しかし幕末・維新に工場が焼失し藩もなくなり産業が途絶えるが現在は復刻生産されています。

薩摩切子

 

〇江戸切子は商人が作り始めたので庶民が日常的に使う物として作られておりました。デザインの特徴としては色被せガラスが薄く、透明感や華やかさがあります。歴史的には幕末・維新を乗り越え、今も長く受け継がれている工芸品です。

江戸切子

そしてなんといっても江戸切子と薩摩切子の一番の違いは、カット後の色ガラスの残り方にあります。
江戸切子は色ガラスの部分が薄く、カットした後はカットした透明な部分と色つきの部分の境目がシャープになるのに対し、薩摩切子は色ガラスの部分が厚い為、カットすると境界の部分がグラデーションのようになります。通称ぼかしと言われるものです。

薩摩切子
薩摩切子のぼかし
江戸切子
江戸切子カット

薩摩切子の歴史の歴史

薩摩藩28代目藩主島津斉彬は諸藩に先駆けて造船、製鉄、紡績、印刷など大規模な近代化事業を推進しました。この中にはガラス工場も含まれており、薩摩切子を始めとする様々なガラス製品を製造していました。
「薩摩の紅ガラス」とその美しさを称賛されたガラスの着色方法も研究され、紅・藍・紫・緑などの発色に成功したと言われています。しかし斉彬が急逝するとこの事業も縮小され、薩英戦争で工場が焼失し、明治に入ってから西南戦争前後には薩摩切子の技術も完全に途絶えてしまいます。それから100年経った1985年、鹿児島市に薩摩ガラス工芸が設立され薩摩切子を復元しました。2001年には新世紀の始まりを記念し「二色被せ」の薩摩切子が誕生します。単色での濃淡が基本だった切子の色彩に、革新的な技術が生まれます。現在はさつま町、霧島市、南さつま市、鹿児島市にある5つの工房で薩摩切子は生産されています。

江戸切子の歴史

天保5年に江戸でビードロ問屋を営んでいた加賀屋久兵衛が、西洋から持ち込まれたガラス製品に金剛砂を使用して切子細工を施したのが江戸切子の始まりと言われております。黒船が来航した時に、献上品の中に加賀屋の切子瓶があり、その細工の美しさにペリーが驚いたという逸話も残っています。こうした技術が現代まで受け継がれ、東京で切子加工をされたガラス製品が総称的に江戸切子と呼ばれています。また、加賀屋久兵衛発行の引き札(今のカタログ)には当時の扱っていたガラス製品の数々を紹介されており、江戸期のガラスとして、ガラス食器のほか、理化学用ガラス・日用品ガラス・金魚鉢などにも江戸期には多くのガラス製品の商いがされていたことがわかります。明治時代に入るとガラス製作が政府の事業のひとつとなり、ヨーロッパの新しい技術なども導入され、江戸時代後期から続く江戸切子の伝統は現代に受け継がれてきているのです。1985年に東京都の伝統工芸品に指定され、2002年に経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されています。

江戸切子の紋様には魚子(ななこ) 六角籠目(ろっかくかごめ) 八角籠目(はっかくかごめ) 菊つなぎ(きくつなぎ) 麻の葉(あさのは) 矢来(やらい) 七宝(しっぽう) 四角籠目(しかくかごめ)などがあります。
最後に余談ですが江戸切子というと、赤や瑠璃色などの色がついたグラスを思いつきますが実は江戸時代には江戸切子とは透明なものだったようです。江戸切子とはガラスをカットする技術やカットそのものを指しますので、どんな色のガラスでも江戸切子職人がカットすれば江戸切子になります。

日本の切子にはこの他には大正期に流行った幾何学模様のカットをあしらった大正ロマン切子やゴージャスで細かな模様の昭和切子などがあります。

■高価買取のポイントは…

その1…より時代があり古いガラス
その2…桐箱や備品が付属している切子
その3…入手経路がはっきりとわかる切子
その4…作者名が判る切子

■家の中のどこに眠っている?お宝を発掘しましょう!

殆どのアンティークな切子や食器は忘れ去られて家の中のどこかの場所に収められています。
可能性が高い場所は…
①押し入れ…状態の良いアンティークが箱入りで眠っています。
②戸袋…とても古い骨董やアンティーク品が良く出てくる場所です。埃や汚れも溜まっていますが骨董品はよく新聞に包まれて眠っているのを見かけます。
③倉庫や蔵…今まで見たことのない古い時計や骨董品が良く出てくる場所ですね。状態はまちまちです。
④中二階、隠れ部屋…この場所からは超高額なアンティークや骨董品などのお宝が良く出てくる場所ですがほとんど改築されていたり片付けられている秘密の場所です。

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