日本帝国海軍の軍装品買取りました/福岡市早良区

福岡市早良区で日本帝国海軍の軍装品を買取りました

兵軍帽前章と襟章です

買取品の詳細

今回は福岡市早良区の家に骨董品出張査定にお伺い致しました。買取品の中には掛軸や着物、戦前のおもちゃやお茶道具や中国陶磁、古銭などたくさんありました。多彩な骨董品がありましたが今回紹介するものは旧日本海軍のお品で兵軍帽前章と襟章です。こちらのお宅は戦時中は海軍に志願されてミッドウエイなどで戦われた方で写真帳や勲章、戦艦の模型などもあり買取りさせて頂きました。本当にありがとうございました。

海軍の水兵用の物です

。

買取査定額

旧日本軍の軍装品の中でも特に海軍の物は貴重で高価査定になる場合も多いです。今回のお品は日本海軍の予科練や軍楽兵を除いた兵階級の者が被る軍帽に付いていたものです。通称「ペンネント」とも呼ばれていたもので状態の良いものはなかなかお目にかかりません。今回の物は敗れや汚れも少なくとても良い状態なので高価買取させて頂きました。
ご自宅に日本軍の勲章や軍装品、写真帳などが御座いましたら一度拝見させてください。もちろん状態や内容、時代でもお値段は変わりますのでご了承ください。

状態はとても良いです

下記は日本帝国海軍の代表的な作品です。

■勲章

■ サーベル、指揮刀

■軍服、帽子、装飾小物

■写真帳

■ 戦地からの絵葉書

などなど…

■過去の作品買取例
将校儀礼服　200,000円
勲二等金鵄勲章 100,000円
通信機器80,000円
写真帖30,000円
他多数…

兵用軍帽前章（ペンネント）とは？

　ペンネントの裏側

襟章だと思われます

少し変形していますがダメージも少なく良い状態です

ペンネントとは旧日本海軍の兵用軍帽前章・海上自衛隊の海士用制帽前章の俗称である。水兵帽の鉢巻きの部分に巻いて用いるものです。材質は黒の八丈織りのリボンで、両端に錨の意匠が付き、向かって右から左に自身の所轄長の所属部隊の名称が書かれています。旧海軍においては、礼装用として金モールで刺繍した物と、通常用として金箔を押した物とが存在したようです。1943年（昭和18年）以降は、防諜を理由にして「大日本帝国海軍」のペンネントに統一されたようで金箔押から黄色の糸の刺繍に変わったそうです。

★旧日本帝国海軍とは「大日本帝國」を守る現在の海上自衛隊と海上保安庁の前身です。
明治4年（1872年）に「兵部省」から「海軍省」として設立され、昭和20年（1945年）に解体されることになりますが創設当時は幕府海軍の残余艦艇及び各藩の艦艇を合わせて創設されており、日清戦争における黄海海戦、日露戦争における日本海海戦など主要な海戦に勝利しました。また幾度かの海軍拡張計画に基づき艦艇を配備し、大東亜戦争突入前で艦艇385隻。航空機3,260機を擁する世界有数の海軍組織となっていた組織です。

★ミッドウエイ海戦とは…連合艦隊司令長官である山本五十六は、対するアメリカ作戦構想を持っていました。ひ弱な日本海軍がアメリカ海軍に対して優位に立つすべは、危険をおかしても、奇襲によって積極的な作戦を行い、その後も優位に攻勢を維持し相手を劣勢に追い込むむこ。そして相手の戦意を喪失させるしかない、と山本五十六は考えていたと言われています。

その予想通りに真珠湾奇襲以来、昭和16年（1941年）の対米開戦以後の日本帝国海軍は、山本五十六司令長官の筋書きどおりに進行しました。そして、次に狙うは、ハワイ・ホノルル島から北西に約2,000kmにあるミッドウェー島のアメリカ軍飛行場でした。この作戦ではミッドウェーを攻撃することによって、アメリカ海軍空母部隊を引き出し、撃滅することを計画していました。さらにミッドウェー攻略作戦と同時にアリューシャン攻略作戦もあわせて行われることになったため、この作戦には連合艦の兵力のほとんどが動員されることになりました。艦船の総トン数は150万トン、乗員・将兵は10万人以上の構成です。艦船では4隻の主力空母「赤城」「加賀」「飛龍」「蒼龍」が配備され、ミッドウェー海戦の主役を担ったとも言える第一航空艦隊が中心にミッドウェーの戦いが始まりました。しかしながら上層部の誤った判断により日本帝国海軍はミッドウエイで壊滅しました。ここで太平洋戦争の勝負がついたともいわれている戦いでした。

◎関連、参考サイト

・大和ミュージアム

・海上自衛隊呉資料館