福岡市東区でブリキ(車)のおもちゃを買取りました
買取品の詳細
今回は福岡市東区のマンションに出張査定にお伺い致しました。買取品はブリキおもちゃの怪獣や車、鉄道模型などのコレクターさんでした。その他にも昭和のキャラクター人形やミニカー、プラモデルなどありました。いろいろなおもちゃがありましたが今回紹介するおもちゃは「バンダイのハンドルリモコンシリーズ」です。おもちゃとしての状態は汚れや錆などもありました。動作チェックでも不動ということが判りましたが珍しいおもちゃなので高価買取させて頂きました。ありがとうございました。今回のこのブリキの車は何とか再生しようと試みましたが車のリモコンが完全にやられていましたので諦めましたがインテリアとして活躍すると思われます。そのほかのアンティークな模型やプラモデルももたくさん買取させていただきました。本当にありがとうございました。
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買取査定額
旧バンダイの「ハンドルリモコンシリーズ」は状態や車種、付属品や元箱の有無でかなり差があります。このシリーズは1960年代、旧バンダイ製のブリキ自動車です。
単2電池2本使用、リモコンのボタン操作により、前進、後進、リモコンのハンドル操作で、
左右に転回が可能です。ちなみに車のほかには鉄腕アトム、鉄人28号、エイトマン、ゼロ戦ハヤト等のキャラクター商品も製作されていました。ご自宅に古いブリキ玩具が御座いましたら一度拝見させてください。もちろん状態や付属品、でもお値段は変わりますのでご了承ください。
■過去の浮世絵作品買取例
鉄腕アトム &ジープ 80,000円
ビッグエックス 60,000円
いすゞベレル 40,000円
マツダ360 35,000円
ゼロ戦 30,000円
トヨペットクラウン 30,000円
キャデラック 20,000円 その他多数…
旧バンダイとは?
山科直治氏(1918年-1997年10月28日)が現在のバンダイの前身である萬代屋を起業したのは、1950年(昭和25年)7月5日、弱冠32歳の時です。
自動車・飛行機・鉄道・船舶等の金属玩具(ブリキ玩具)の堅実な製品を多数リリースし、「あかばこシリーズ」(文字通り下箱が赤い紙で包まれていた)と呼ばれた良質な模型玩具製品群のヒットで起業10年に満たない1950年代末には既に国内玩具メーカーの中堅どころにまで成長していたそうです。この赤箱シリーズは現在マニアの間では高額で取引されています。ただ箱が大事ですが…。そして1960年代初頭にはメッサーシュミット・タイガーやツェンダップ・ヤーヌスといった当時世界的にみても極めてマニアックな車種選択がされた「世界の自動車シリーズ」がヒット商品となりました。1961年(昭和36年)5月、株式会社バンダイと社名を変更したのち、東京オリンピックの行われた1964年(昭和39年)にはハンドル操作で自動車等の本体を前後左右に電動走行させる「ハンドル・リモコンシリーズ」がヒット商品となりました。今回のコロナもこのシリーズですね。
バンダイのハンドル・リモコンシリーズに対して米澤玩具(ヨネザワ)、一宏工業(イチコー)、増田屋齋藤貿易(マスダヤ)といったライバル各社からも類似商品が登場しましたが、バンダイは種類が豊富でリモコン玩具市場を寡占する勢いのヒットとなりました。その後ハンドル・リモコンという言葉はバンダイの商品名でありながら一般に広く知られるところとなりました。 戦術的にも戦略的にも優れた会社ですね。私も見習いたいと思います。ありがとうございました。
◎関連、参考サイトは■バンダイの歴史はコチラです。
■現在のバンダイ商品ははコチラです。
■その他の買取品目
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