福岡市西区で軍曹品を買取りました!
海軍大尉の帽子です
海軍の冬用制服です
買取品の詳細
今回は福岡市西区のお宅よりお声がかかり祖父の方が満州より持ち帰った軍服や勲章、兵隊さんの写真などがあるので見に来てくれとのこと。早速、取るものもさて置き車を飛ばしました。骨董品や美術品とは大分違うものの私は幼少時よりなぜか軍関係の物に興味を惹かれる子供で周りからも引かれておりました(笑)ただそんな変な子供を持った両親はご近所からも冷たい視線を送られていたという悲しい過去もあったそうです…。しかし大人になってこの商売を始めてからは胸を張りつつも家族も見栄を張ってのビジネスマンで大忙しの毎日になりました。そんなこんなで今回は軍曹品の査定でお伺いしてそのほかの買取品も絵画のほか掛軸や人形、茶器も買取させていただきました。ありがとうございました。
そこで今回紹介する買取品は旧日本帝国海軍大尉の品物です。軍服や帽子は時代の割には状態はシミや汚れもなくしかも儀礼の帽子や肩章など専用ケースに入ったものは極美品でした。きっとご家族もしくは当時の奥様が大切に保管していたものと思われます。将来、私の遺品も家内が愛情込めて保管してくれたら…という宝くじにも似た儚い夢を胸に抱いての出張査定でした。ありがとうございました。
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買取査定額
専用ケースに入った軍曹品です。状態もかなりよろしいかと…
海軍大尉の軍曹品の買取相場ですが時代や状態などでかなり差があります。指揮模造刀で8~10万円、冬物上着で5万円から8万円、大礼帽5万円前後、そのほか小物2~3万円となります。名前や乗船しました軍艦や空母などでもかなり変わります。価格帯はどうしても陸軍さんよりも海軍の方が高く流通しているのが現実です。尚、大佐、大将の階級になりますとこれ以上の高額買取をさせていただきます。ご自宅に旧日本軍の軍曹品が御座いましたら一度拝見させてください。
海軍の肩章
■過去の買取例
・海軍大佐の軍曹品セット 300,000円
・陸軍中将の軍曹品セット 250,000円
・海軍大尉の軍曹品セット 100,000円
他多数
旧日本帝国海軍とは?
〇旧日本帝国海軍とは明治期より存在しておりましたが一般に知られるようになったのは東郷平八郎率いる頃の軍隊でロシアのバルチック艦隊を撃破したというのが一番有名かと思われます。個人的には戦争には絶対に反対ですが第二次世界大戦の所謂、日本海軍の艦船や飛行機がとても興味があります。その当時より日本軍が世界でもトップレベルの技術を用いての軍事大国となっていました。特に海軍の戦艦や空母、駆逐艦から巡洋艦、輸送船にいたるまで含めた艦船数は昭和16年時点では最高数だと言われていました。こんな小さな島国がロシアのような大国を破って中国にも戦いを挑んでいるという鼻高々な日本国民いや将校や軍人がとても多く存在していました。今となっては当時のアメリカに勝てるはずなどないと思う謙虚な人もいなかったようです。悲しいですね。しかしながら軍事力は本当に優れたものが多く観戦では「大和」「武蔵」 「長門」空母は「赤城」「蒼龍」「飛竜」「加賀」などアメリカの艦船にも劣らないデザインや近代的な装備の艦隊でした。今回はその中の重巡「筑摩」に乗船していた海軍大尉の方の物だとお聞きしました。アルバムの写真も船から見た支那や日本海、満州なども映っていました。話は少しそれましたが日本帝国海軍所属の飛行隊(航空隊)もありました。
下記が一般に知られていた当時の航空隊一覧です。
■海軍航空隊
厚木空 大湊空 鹿屋空 元山空 元山空
木更津空 串本空 呉空 佐伯空 佐世保空
宿毛空 台南空 高雄空 館山空 館山空
父島空 千歳空 鎮海空 築城空 東港空
豊橋空 舞鶴空 三沢空 美幌空 横浜空
横須賀空
戦艦『金剛』(1941年)戦艦『比叡』(1941年)戦艦『榛名』(1941年)
戦艦『霧島』(1941年)戦艦『扶桑』(1941年)戦艦『山城』(1941年)
戦艦『伊勢』(1941年) 戦艦『日向』(1941年) 戦艦『長門』(1941年)
戦艦『陸奥』(1941年)戦艦『大和』(1941年)戦艦『武蔵』(1942年)
★代表的な空母一覧…
■正規空母
鳳翔 | 龍驤 | 蒼龍 | 飛龍 | 大鳳
翔鶴 | 瑞鶴|雲龍 | 天城 | 葛城
■改造空母
赤城 | 加賀 | 信濃
瑞鳳 | 祥鳳 | 龍鳳
千歳 | 千代田
■特設空母
隼鷹 | 飛鷹|大鷹 | 雲鷹 | 冲鷹 | 神鷹 | 海鷹
◎関連、参考サイト
■ 海軍艦艇一覧
■その他の買取品目
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