渡高久作の湯呑(茶道具)買取ました!

茶道具(湯呑)買取/福岡県北九州市で萩焼や京焼など茶道具の茶碗や鉄瓶、掛軸など買取させて頂きました。この萩焼のような湯呑は福岡の上野焼で渡高久作の綺麗な湯呑です。奥ゆかしい双鶴の文様がとても印象的な陶器です。

湯呑の画像

茶を千利休に、禅を大徳寺清厳に学び「茶禅一味」の奥義を極めた細川忠興。文禄・慶長の役で招致された李朝陶工・尊楷。上野焼の歩みはこの二人の出会いから始まりました。開窯に選んだ場所は陶土や燃料に恵まれた 上野。1602年(慶長7年)、豊前藩主・細川忠興(三斎)は、尊楷を招いてこの地(釜の口窯)に築窯しました。尊楷は地名にちなんで上野喜蔵高国と名を改め、利休七哲の一人であった三斎好みの格調高い茶陶を献上し続けます。細川家の豊前統治は、肥後に移るまでの30年間と短いものでしたが、この間に上野焼の確固たる基礎が築かれたのでした。尊楷は藩主の移封(国替え)に従って、寛永9年(1632年)肥後熊本(八代)へ移りましたが、子の十時孫左衛門と娘婿の渡久左衛門が上野に残り、新藩主となった小笠原家のもと、皿山本窯で上野焼を継承していきます。下記は略歴です。
1929 福岡県田川郡上野村(現・福智町)に生まれる
1964 渡窯を復興
1966 第1回西部工芸展 入選(以降入選多数)
1971 14代坂倉新兵衛に師事
1974 日本伝統工芸展 初入選
1977 日本工芸会正会員となる
1978 日本橋三越本店にて個展
1980 筑陶会発足
1984 現代陶芸選抜展に選出され出品
1990 福岡県現代の工芸秀作展 招待出品
1996 至芸の茶陶をめざして 渡 高久作陶展
1998 11代 久兵衛を襲名
2001 日本陶芸展 入選
2003 県より宮内庁献上品として「鉄釉蝋抜梅文板皿」を制作
2007 日本陶芸展にて 上野伊羅保茶盌賞候補
2010 渡久兵衛 仁 父子展 日本橋三越
2013 日本伝統工芸展入選
2014 日本伝統工芸展入選
2014 9月16日 永眠 生涯現役を通す
日本伝統工芸展入選28回 その他 多数入選
個展 日本橋三越 大阪三越 西武渋谷 下関大丸 福岡三越
福岡岩田屋 福岡玉屋 小倉井筒屋 田川市美術館など
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