福岡市で久下 貴史 のジークレー版画(絵画)を買取りました

久下貴史版画

くげさんの絵画「ジークレー版画」です

 

直筆サイン

 

裏には本人のサインが描かれています

 

買取品の詳細

マーベリッククマ

今回は福岡市早良区の住宅地に絵画や版画の出張査定にお伺い致しました。買取品の中には掛軸やお茶道具や着物などもありましたが今回の紹介する買取品は「くげたかし」さんの絵画作品です。版画としての状態はシミもなく時代の割には良い方でした。作品はやはり猫を題材にした版画でした。この猫は「マーヴェリック・クマ」さんだと思われます。テーマは「フラットアイアン・ビルに飛ぼう!」です。久下さんは2001年ニューヨークにおける猫たちとの暮らしを主たる画題とする個展の開催がスタートしました。大好評を得た個展は第2回開催と続き、毎年恒例となり、新作発表の場として多くのファンを喜ばせている画家さんです。私も同じ猫大好き人間には一枚は手に入れたい作家さんの作品ですね。

 

ニューヨークのビル

ニューヨークにて

路面電車と人々

 

通りの電車や人々にとさせられますね

 

買取査定額

ニューヨークの街角

「くげたかし作品」の買取相場ですが真贋、テーマや大きさ、希少さでかなり差があります。平均買取価格は版画で、1万円~10万円とかなり幅が広くなっています。ご自宅に久下貴史作品が御座いましたら一度拝見させてください。もちろん状態やテーマ、でもお値段は変わりますのでご了承ください。ちなみに下記は代表的な作品です。

■「マーベリッククマ」「バロンとゴッホの椅子」「夢を夢見る」「猫にワインは豚に真珠」「まさしくフェデリコ」「クリスマス演奏」「素敵な時間」などなど

■過去のジークレー版画作品買取例
マーベリッククマのなごり  100,000円
良い眠り 80,000円
ネコにワインは豚に真珠かも40,000円
カウチ猫 30,000円
タイムズスクエア 20,000円
暴君シゲオ 15,000円
他多数

久下貴史(くげたかし)とは?

版画枚数

版画の限定枚数

サイン入り

くげたかしさんのサインです

作品全体

久下さんは1948年京都生まれです。人の顔を得意な画題とする画家でした。1982年に「週刊朝日」『山藤章二の似顔絵塾』第1回大賞受賞後、大胆な筆致が文壇大御所の好むところとなり数多くの小説挿絵を手がけます。1986年、突然のひらめきでニューヨークに移住、1996年、ニューヨーク暮らし10年を記念してハウストン通りに建つ古いビルの壁面に巨大壁画を発表します。2001年から作品発表の場を日本に移し、ニューヨークにおける猫たちとの暮らしを主たる画題とする個展の開催がスタートしました。その後、大好評を得た個展は第2回開催と続き、毎年恒例となり、新作発表の場として猫好きや多くの絵画ファンを喜ばせています。2013年から海外取材ということで2015年まで3年連続してヨーロッパに赴く一方、2014年には日本の伝統画材を用いた情趣豊かな猫たちを描く新和シリーズに着手します。2016年からは色彩的構図的にもニューヨークらしい作品を描き発表しました。2020年には記念すべき第20回個展を迎え、ニューヨークと日本、両方のテーマで力作を披露。2021年もニューヨークイメージをより深めた作品を数多く発表します。2022年第22回個展のテーマは「先ずは猫、それからニューヨーク」とし猫たちをどう描きたいかを先決問題とし、イメージした猫たちに合わせて後から景色を持って来るというやり方で設定し描いた作品を数多く発表したそうです。ちなみに久下さんの猫の紹介です。過去の作品で色んな猫が見られますので参考にされてお楽しみください。

■フェデリコ (1992-2010) ミケランジェラ (1996-2010) マーベリック・クマ (1996-1998) シゲオ・ダ・ヴィンチ (1998-2017) バロン・フェブライヨ (2002- ) ハリ・トティ (2002-2019)…です。

最後にここで紹介したジークレー版画とは、1980年代に開発されたドラム式プリンター「アイリス」を、写真家で音楽家のグラハム・ナッシュが使用したことが起源の、デジタル再生版画です。そこからジークレーはアイリスとも呼ばれ、超高精細デジタル出力の代名詞ともなりました。近年は、有形文化財や希少価値の高い絵画のアーカイブ、複製など、原画に最も忠実な再現を必要とする場で用いられています。この技法はリトグラフより安くできることもあって、最近では複製画の主流になる勢いで普及しています。顔料インクを使用し耐光性、耐水性に優れ、保存性は50年とも100年とも言われています。原画をスキャナーで読み取り、それを専用の印刷機(インクジェットプリンター)で印刷するわけですが、微妙な色彩の再現には数回の色あわせ作業を経て制作していきます。美術品級としてすでに世界で認知された技術です。アメリカのアート業界では、シルクスクリーンやリトグラフに替わってジグレー版画が96%を締めています。

◎関連、参考サイトは■ 去年の久下貴史さんの個展(銀座伊東屋さん)です。コチラ

     

■その他の買取品目

 

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